藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

ひとりごと

秋の夜長。

少しひんやりしてきたこの頃、秋の夜に自宅で裁判用の書面を起案していた。 ようやく文章の方向性が見えてきたので、ウィスキーのソーダ割りを片手に推敲をし始める。 で、興に乗って来たかな、と思った矢先。 耳元で「ボトボト」いう擬音。 ハッと見れば、…

議論の本質というか。

ハイブリッド車が静かすぎて(というか無音)歩行者が気づかず危険だという。 だから「エンジン音」をわざわざ発生させるとのこと。 もうちょっときれいな音を流す、とか子供の童謡を人間の声で流すとかできないだろうか。 でも人間の声なら、人間が近づいてき…

一進一退。

五月に入って8日目の休日。 これまで五勝一敗、となかなかの成績だったが、ここにきて連敗。(嘆) この土日とも、五時起きに失敗、二度寝して起きたら十一時。 うう。 予定していたいくつかのイベントが吹き飛ぶ。 こうなると部屋の掃除とか、片付けとか、買…

久しぶりの休日(早起き)。

休日早朝のオトク感は何物にも代えがたい。 というか、そんな休日にするためには、前日からかなり配慮することが必要である。 (と気づいたのはほんの一昨年前のこと。) 前日夜、「自分の手ごたえ」よりも少し酒を控え、少し早寝するだけで、翌日の前半六時間…

民主、小沢代表公設秘書、起訴。

最近の政治は金集めが大変だ、とは聞いていたものの。 報道によると、政治資金の公開、を逆手に取ったように粉飾が行われていたらしい。 どうにも規制すれば「ますます水面下に潜る」悪の構図に見えてしかたがなく。 それにしてもパーティ収入21億円とはド外…

あらあら。

最近、ブログをつけているのに、またそれ以前のように一週間が早い、と先日書いたが。 ブログ前に、かなり方向感を失って、それはちょうど四十歳になりたてで、初めて経験する「肉体の老い」との対面のせいもあったと思うけど、あのころ感じた時間感覚のなさ…

週末のニュースより

最近、一週間のスピードがまた早くなり、曜日感覚がなくなる。 現場にいると感じるこの感覚、良くもあり、悪くもあり。 金融経済は相変わらず負の連鎖から抜けれていないが。 底抜けニュースたち 金曜深夜のヘッドライン。 二月の米失業率、8.1%と25年ぶり…

一つの口と二つの耳。

人はよくしゃべる。 特に女性はよくしゃべる。 といいつつ、自分だってそうだ。 話はじめると口が疲れて、口角の筋肉がついていけなくなるのに気づくことがある。 人はそんな自分を見て「スイッチが入った」などと言う。 哀れな。 これほど「しゃべる」とい…

お彼岸前に

日本の雨はシトシト降って、決してがさつでなく、また台風だけは夏の風物詩だったはず。 最近毎日のように降る雨と、そのスコールのような激しさにだんだん日本的情緒のなさを感じる。 まるで東南アジアを出張しているようだ。 ニュースは語る また最近幼児…

早いものであと六年経ったら五十かぁ。。。 などと呆けている。 どうせ五十になっても「なんじゃこりゃ」としか思わぬことを知っている私は「じゃあどんな心境でいたらいいのかな」などと想像する。 半分開き直りか。 まあ社会に大したこともできないだろう…

規則性を崩さぬこと。

何か月かぶりに、まったく予定のない休日。 買い物も掃除も散髪もなく。 仕事もない。 たいてい、何か「し残り」のタスクがあるものだが、今日(←正確には日曜のこと)はないのだ。 (読んでない「積んどく」本はいっぱいあるが、そんなこと、今日は知らぬ。) …

さつき(五月)末の深夜

夜更けに職場からの帰り道。 新宿通りを一本入ると車の音すらしなくなる、ほの暗い街灯だけの一本道。 何とも雨上がりの艶やかな空気。 ちょっと別荘地の夜のようだ。 昼間の緑の木々たちも、まるで闇と溶け合うように静まり返って息をひそめる。 このまま、…

母のことなど

今日は母の命日。 亡くなってまる四年。 不思議に葬儀のことなどもあまり鮮明でないし、「もういないのだな」という実感も薄い。 ここ十年、年にニ、三回しか会ってなかったからか。 その後の声が聞けないのは寂しいが、むしろ「伝わらずに逝ったいろんなこ…

保守か革新か。

先日、友人から相談が。 「離婚するつもりだ」と、唐突。 まったく予想もしてなかったので慌てる。 「そ、そうか…」(黙) そして、自分でも驚いたが「子供もいるし、何とか続けられないのか」とかなり強く説いていた。 ちなみに、別れる原因とか、経緯は一切…

“「ウェブ時代をゆく」欲しい!”

というか、梅田さんのサイン入りが欲しい(みーはー)のでキャンペーンに応募してみる。 ちょっと恥ずかしいのでバックデイトで。 さてはまぞう。ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書)作者: 梅田望夫出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 200…

K君の夜。

その夜も飲み会があった。 ほぼ最終電車くらい、まで飲みあわて、帰路に着く。 自宅は郊外のベッドタウンK市。 私鉄沿線で今の時間なら30分ほどでつくだろう。 乗り過ごさぬよう気を遣いながら、ついうとうと。 ようやく駅に。 自宅までは徒歩20分ほどだ。 …

楽しい夜。

滅多に会う機会のない友人たちと再会。 帰るのを翌朝にして、K君、S君、Oさんと食事にいく。 (仕事の関係ない)友人と飲む、なんて何年ぶりか。 しかも四人で。 びっくりするほど楽しい夜だった。 みな、ほどほどの人生で「いいトシ」になったのだろう、思い…

クールビズ、一斉終了

10月1日当日。 町から一斉に「半そで・ノータイ」の人が消えたのには驚いた。 (もともとノータイの人はそのままだが) まだ気温の高い日には、できるだけ冷房をつけず「ネクタイをはずして」いる方がクールビズ、の趣旨だと思うが、日本人はこの辺りが正確だ…

日本の花火は他国に追随をゆるさぬ文化だと聞く。 花火師。その輝きに自らの職業一切をかける潔さ。 どこか、日本の文化に通ず、と思う。 マニラ湾より 広く、夕方にかけ眼前に広がるマニラ湾。 しかし、海の保全は遅れている。 アジアの、あらゆる通貨を吸…

都会のワナ。

歩道に「頭上注意」の看板。 何があるのかと見上げて歩いていたら、段差があってひっくり返る。 慌てて周囲を見回し、平静なふりをして歩き出したが後ろから「キャー」と悲鳴。 若いOLが尻もちをついている。 「あーあ」と思い。コンビニに行く。 歩道の反対…

タバコ。

日本人の動き方もずいぶん欧州的になったものだと思う、が。 帰省の列車はかなりの混雑。 いろんな特徴的な現象が。 まず、自由席は満杯。 グリーン車に空きが。 しかも、喫煙者に。 空きが無く、やむなく乗り込む。 喫煙車の悦楽 自分も、昔は喫っていた。 …

パスポート更新

以前、競馬新聞は世界一高い日刊誌だ、と聞いたことがある。 なにせあの薄さ(確か数ページ)で500円とかするのだ、と。 パスポートの切り替えは。 (印紙代込み)一万六千円なり。 どうも合点がいかぬ。 大体、パスポートとは何か。 本人確認とか、ICチップ導入…

小田実、逝く

気温は昨日より10度も低く、残暑まっ盛り。 でセミ地雷たけなわ。 ようやく今年も恐怖の半月間が過ぎようとしている。 しかし気は抜けぬ。 近頃は、深夜の帰宅時、首を前に突き出し地面を睨みつけるようにして異物を探す有様。 すれ違う人はさぞや不気味に違…

休日。

何週間かぶりのオフに、午前中から動き出す。 現金なものだ。 部屋の掃除をしたり、本棚の整理。 「積ん読タワー」に全部詰め込む。 理髪店に行き、白髪の話しなどしながら、新宿の本屋をぶらつく。 最近はやりの立ち飲み酒場を横目にジャズ喫茶に避難、別世…

朝鮮総連問題、不動産取得税の課税

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070615i203.htm 東京都は、登記上の所有権が移された投資顧問会社に対し、週明けにも、不動産取得税約8000万円を課税通知する方針を決めた。 と。 あれ? 「不動産取得税」って名義が移転したら、「何があって…

本屋とアマゾン

少し前の本を探すと、新書よりも古書(アマゾンならマーケットプレイス)が豊富。 一円で買える本だって少なくない。 まあ、あの古本屋の軒先のワゴンセールみたいなものか。 一円とか十円の本を送料込みで、300円とかで買うのは妙な気分だ。また、注文したば…

ああまずい。

現役のアナウンサーが強制ワイセツ。 http://news.tbs.co.jp/top_news/top_news3558339.html (TBSニュース)最近、破廉恥系の犯罪でどうも自分の年齢あたりが旬な気が。 http://hakusyo1.moj.go.jp/ (1-1-1-4図/犯罪白書/法務省/17年度) 年代別に犯罪件数だけ…

景気。

連休にあった質問。 1.私たちのような一般人が、景気の良さを自分たちの生活の中に感じる方法はありますか? 2.景気が良い恩恵を受けられるのは、一部の元来恵まれた人たちだけではありませんか? 1.については、充分にあると思う。 けいき 0 【景気】 (1)社…

コーヒーブレーク

昼食にでかけ、外堀通りでお茶を飲む。 ぼんやり対岸を眺めていたら、今年はどうも桜の色が薄いような気がするなぁ、と気になり確かめてみることに。 中央線に降りかかるような一群。やはり色が白っぽいような。 花道に入る。 沿道は宴たけなわ。 七輪で焼き…

人生のバランスシート

企業の経営相談を受けると、必ず出てくる帳簿の話。 法律事務所でも「債務の整理」案件は断トツに数が多く、社会の深刻な様子を映している。 債務整理に必須なのが「貸借対照表」と「損益計算書」「資金繰り表」。 静的な財産の状態(B/S)と、企業の成績(P/L)…