藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

ウェブ進化論

人を支える。

就職、転職、採用。 企業の永遠のテーマとも言える。 日本は人手不足が進み、限られた人材を無駄なく生かすことが一段と問われる。本質的に重要なのは、職を巡るミスマッチを減らすことだ。テクノロジーがカギを握る。 これまで人事担当者の「経験と腕と勘」…

これからが本番。

AIとか機械学習というと何か「得体の知れない新技術」という気配がする。 だからこういう話には、できるだけその中身に近づいてみる方がいい。案外、既存の技術の積み重ねで「新しい用語」が語られていることがわかる。 特に進化が著しい「画像処理」などに…

物流ですらこれからですから。

IoTとAIの触れ込みのおかげで、もう「まだできていないこと」だって「できているとしての話」になっている。 確かに「しばらくすれば実現する話」なのかもしれないが、みんながブームに沸いているようで、どこか可笑しい。政府の発表(内閣府が主幹で国交相と…

最高の伴侶。

近い将来、多分AIが自分のことを「一番知っている」存在になる。(信用情報など、すでに今でもそうなっている) そうすると膨大な統計を使って「本来、自分がどうあるべきか」ということについてアドバイスもできるはずだ。「あなたは営業職には向いていません…

すべてが置き換わるということ。

画像認識を柱とするAIが料理人の、しかも一流の腕が再現できる見込みだという。 素材を見る目とか、客に合わせた最適な調理法とか、包丁のあてかたまで科学されてくれば、いずれ人手では敵わなくなりそうだ。 そして その肉や野菜だって育てることも間もなく…

技術と対等に付き合う時代に。

定年延長を声高に唱えつつも、日本の働き手は減ってゆく。 特にIT人材はとても足りないということらしい。 ただ、一方では人材不足を解消する「起爆剤」としての新テクノロジーの採用という考え方があり、クラウドAPIの中にもそこで役立ちそうなものもすでに…

未来は見通せない、ということがわかる。

自分だって、この世界にいながらにして全く「ぼーっと」して30年が経つ。 テクノロジーの進化の時代は、誰でも「先読み」は難しいのかもしれない。それにしても想像力は育つ。 コンピューターが登場し始めてから今。 これから最大に「安くて便利な時代」が到…

書棚こそが価値。

活版印刷の初期から比べてIoTの時代に。 記録の技術は造像をはるかに超えて進化している。 どんな本をどのように並べたか、書き込みや線引きはあるか。 それらを知ることは、その人の思考の過程をたどることにつながるはずだ。 なぜなら「いったん特定の個人…

インデックスを残す。

友人に長らく借りていた海外ドラマシリーズ(dvd50枚)を返却しようとしたところ「処分してください」とのこと。 もう全てwebから無料でダウンロードできるのだそうだ。 時代は進んでいる。 フランス文学者である桑原武夫の蔵書が遺族に無断で寄贈先の図書館に…

データの世界と自分の仕事。

インターネットでビジネス取引が加速する、とだけ思っていた自分はやはり凡人だった。 そうなった世界では「データそのもの」こそが価値を持つのだということには気がつかなかった。 なんたる体たらくか。 Googleは2006年にyoutubeを2000億円で買収したが、…

使う人間のこれから。

そう遠くないうちに、人のいろんな分野をコンピューターは超えていくだろう。 今は少し無理のある議論も「技術がひゃくばいすすめば」クリアできる話が多い。 それだけテクノロジーが身近に迫っているということだ。 「絶対的に正しい知性」というのは、人間…

スキルは共有される。

airbnbとかUberとかいう「もの」のシェアは進み。 メルカリのような「売り買いのシェア」も進む。いよいよ「ノウハウのシェア」をしませんか、ということらしい。 その前に「手間仕事のシェア」はもう簡単に実現しそうである。 「今デパ地下にいますけど、何…

過去のしがらみを超えて。

「ヨソ(他所)はよそ!ウチはうち!」は、「隣の芝生」を羨ましがる自分に母親がよく言っていた一言。 大人になればよく分かる。 そんなのは「詮無い(無益な)こと」なのだ。 いまやエストニアは、人口比で欧州で最もスタートアップ企業の多い国。 (中略) 成功す…

透き通る世界。

SNSがすでに政治利用されているのは周知のことらしい。 アインシュタインの原爆利用を持ち出すまでもなく。 どんな技術も、必ず国によって「軍事」とは無縁ではいられない。 軍事は「最もお金を出す」存在でもあるからだ。 その「獰猛さ」は民間の商業意欲よ…

肉体の補助はすぐそこ。

AIも大騒ぎになりつつあるが(これからが本番かも)、人体補助器具の進化もこれからだ。20年前に「パワースーツ」が報道され始めて、いよいよの感がある。 実際に高齢者も含めた「四肢の動きの支援器具」としてこれから大きく発展すると思う。 足の筋肉が衰え…

自分の価値をシビアに考える。

AIの進化による人間代替論。 営業マンや経理や課長や部長や社長さんも、みんな「自分だけの価値」を見つめ直すのは実にいい機会になっている。 実は自分は常々「自分の仕事の代替性(希少性)」について考えていた。 こと「AIらしきもの」を想定してみると「自…

あのコとの関係。

AI脅威論も、AI無能論も、AI共生論も、多分10年も経てば「まだら模様」になっているのに違いないと思う。 進化が進んでいる部分では人間を遥か超えるだろうし、全然カバーできないことも多いだろう。 AIが10年後に銀行を駆逐しているかどうかはともかく。 今…

すべては晒される。

あっっという間に「ネット社会」が出現し、ますますその流れが進んでいるその中で。 ようやく個人情報をどう守るのか?という話になっているが、果たして間に合うだろうか。 気がついたら、自分の現在地も、ネットの履歴も買い物も、「ほぼ全部」はネットで丸…

リセットのために。

世界中で進むキャッシュレスの正体は。 便利だから、と一見、みえる。 が。 実はそうなのだろうか。 実は「リアル貨幣」への逃避なのではないか、と自分は思っている。 今世界中で紙幣を刷りまくって、利息もマイナスになって、それでも先進国は貿易戦争など…

それでも進化は進む。

サイバー攻撃が止まらない。 その数1504億件。 リアルの紛争などの比ではない。 「量」で言えば、リアル世界の人間が扱えるデーター量をはるか超えて「サイバー世界」は広がっている。 統治する対象が再現なく増えている。 それが自分たちの生活に使う「買い…

eコマースではなく。

AIスピーカーが、オジさんたちの間で密かな話題になっている。 Googleが、amazonかLINEか。 まだAIの入り口に違いないが、すでに激しい競争が起きているらしい。 購入した人の弁だと一番楽しいのは「会話」だという。 単なる翻訳アプリが自分の発する言葉を…

自らの手に余る技術。

ちなみに資本主義が成功したのは、共産主義より優れていたわけではなく、少なくともテクノロジーが加速度的に変化する時代には、分散型データ処理が集中型データ処理よりも上手くいったからであると説明されている。 確かに共産主義は集中型だ。 一週遅れて…

既存勢力の衰退。

文春オンラインより。 先進国の固定電話網が新興国では普及せず、モバイルホンに「カエル跳び」してしまったこととか。 エスタブリッシュの代表だった銀行も、いよいよ「一世代先」を求められているのだと思う。 こうした話は、一度「原点」に帰るのが結果的…

人は暴走を想像できるか。

私見だが自分は AIが本格的に進化すれば「全くの閃き的な人間の(創作的な)発想」も確率的に出現する。 つまり「ほとんどの部分で人間を凌駕する」と思う。 「一定の確率で"非合理的"としか思えないこと」も真似できるだろう。 と思っている。 で、今のAI脅威…

空飛ぶタクシーの使い道。

大陸間横断とかにはまだ、飛行機で10時間以上もかかるので改良の余地はありそうだが、近距離交通の未来はいかに。 ほんの数年前まで「手塚治虫の描いた"空飛ぶ車"の未来都市はこない」と言われていたのに、どうも近々実現しそうだ。記事では「米国で交通渋滞…

若者の優位。

固定電話もなくなりつつある。 Faxもいつまであるだろうか。 何より今の新入社員はそんな機器を知らない人さえいる。 テクノロジーの進化が「最も急勾配」な現在、もう30年前の感覚は、今の十代の感覚ではなさそうだ。 これから上の世代を生きることになる立…

自分たちの食べ物として。

ほぼ日より。 久しぶりの糸井さんのメディア論。 こういう話がちらっと出るとカミソリのような鋭さがよぎる。 ネット上でいくら文字数を読んでいたとしても、 それが社会の似姿だとは、どうしても思えない。 ネットが週刊誌と違って「社会の似姿」にならなか…

時速30キロ以下で運転せよ。

そこまで「フルオート」にする必要があるのかどうか、ということはともかく。 自動運転は、時代の華になっている。 街の路地裏から、駅前のターミナルや高速道までをくまなくカバーする必要がどこまであるのか、とも思う。 それよりも気になるのが「規制サイ…

当たり前の感覚に目覚めること。

自分はもうブログを長いこと書いているが、多分「こんなこと」を書きたくて書き始めたのだと思う。 けれど、思考がなかなか深まらない。 自分や自分の周囲の出来事を、極力抽象化し、構造化し。 暗喩し、その本質を見極めたいと思いながら今日に至る。「自分…

メディアの覇権。

優良なコンテンツの支配が争われている。 ディズニーはフォックスのコンテンツ事業の大半を713億ドル(約8兆円)で買収する。 買収金額も莫大だが、果たしてこれからの「コンテンツありき」の時代にこのモデルは成立するのだろうか。 売上ベースでは、米国…