金本位主義への疑問。

asahi.comより。レイプの冤罪を受けた人に40億円が支払われるという。
何かの外部要因で被った損害は「お金」で償うというのが今の人間の知恵である。
どこの先進国も「そうした仕組み」になっているので、恐らくは「現在のところ最も合理的な方法」なのだろう。

相手に悪意があったのか、それとも不慮の事故だったのかでは罪深さはずい分違うと思うが、何か根本的に違和感を感じることも多い。
経済的な損失は「経済」で返せばいいが、時間的な損失とか、名誉とか、こうした冤罪などはこれからもずっと「お金」で代弁されていくのだろうか。
時間は時間で、お金はお金で、というような考えがどこかには必要な気がするのである。
意図的に人をあやめたのなら、社会に出てくることは原則許されない、というくらいにならないと犯罪の抑止にはならないのではないだろうか。

またお金をもらっても時間は当然帰って来るものではないし。

レイプ事件で冤罪、元少年らに40億円支払いへ NY市
1989年にニューヨーク市で起こったレイプ事件を巡り、刑に服した後に無罪となった元少年5人に対し、市側が約4千万ドル(約40億円)を支払って和解が成立する見通しとなった。ニューヨーク・タイムズなどが伝えた。

 この事件では、セントラルパークでジョギング中だった白人女性をレイプして重傷を負わせたとして、当時14〜16歳だった黒人とヒスパニック系の少年5人が逮捕された。逮捕後に自供した少年たちは公判では無罪を主張したが、有罪判決を受けて約7〜13年間、刑に服した。

 ところが、全員が釈放された後の2002年、他のレイプ事件で逮捕された男が犯行を認めた。DNA鑑定でも裏付けられたことで、検察側が5人について起訴を取り下げ、無罪が確定。「偏見に基づく捜査による冤罪(えんざい)事件」と位置づけられるようになった。元少年たちは03年に損害賠償を求めて提訴した。

 和解成立には、裁判所の承認などが必要だが、平均すると禁錮1年ごとに約百万ドル(約1億円)の支払いになるという。(ニューヨーク=中井大助)

味の時代に

sankei bizより。
コンビニやファストフード店のコーヒーがとても美味しくなっていて、しかも安いのには驚いたがコーヒー専門チェーンも差別化を図っているという。
一杯千円近い価格帯の"高級勝負"も始まっているといい、こうなってくると街場の喫茶店はますます努力を強いられることになりそうである。

茶店という業態は、日本でも永らく「コーヒーの味」はさほど消費者には問題にされずにここまで来たという感じがするが、いよいよ「味そのもの」が消費者の関心の中心になってきたのがここ数年だろうか。

もう十年も前上海に行った際、現地の友人が「今いちばんお洒落なのが、繁華街にあるスタバでラテを頼むこと」と言っていた。
当時のホワイトカラーの給料が月額で3万円程度だったからスタバのラテは日本で飲むより十倍くらいは高級な感じだったけれど、あんな風に格好から入って行き、浸透してから"味わい"に関心が移っていくのを見ていると、「コーヒーの味への関心」というのが文化程度の上昇につれて高まっていくように思える。

日本には何を隠そう「お茶の文化」があるけれど、ついにコーヒーが肩を並べてポジションを得る時代が来るような気がする。
贅沢な嗜好品ではあるけれど、文化とはそういうものなのだろう。

コーヒー各社乱戦 高価格、コラボ店舗…コンビニと差別化加速
1杯1000円近い高価格帯のこだわりコーヒーを提供したり、別の業態とコラボレーションする新たな取り組みがコーヒーチェーンなどで活発化している。低価格を武器とするコンビニエンスストアのいれたてコーヒーが爆発的にヒットする中、差別化を図る動きだ。コーヒーの国内消費量は現在、中学生以上が1人当たり1週間に平均で10杯強を飲む計算だが、それをもう1杯増やそうと各社の乱戦がさらに激しさを増してきた。

 1杯800円超の「ハワイコナ」のコーヒーは、通常のスターバックスコーヒー店とは違い、手でお湯を差し入れるハンドドリップ方式で丁寧にいれられる。東京・二子玉川の住宅街の外れにある「インスパイアード バイ スターバックス」はメニューとともに雰囲気も通常のスタバ店舗とは異なり、大きな窓で開放的な店内は明るく、テラス席もある。おなじみのダークグリーンの看板もない。

 機械で抽出するコーヒーも限られた店舗にしか導入されていない最新鋭のコーヒーマシンが使用され、エスプレッソは豆を選ぶこともできる。価格は400〜500円程度からと若干高めの印象だが、「特に高く設定しているのではなく、扱っているものが違う」(スターバックスコーヒージャパン広報)ためだ。

 オフィス街や繁華街の従来店舗と異なり「近隣住民にくつろげる空間を提供する」というコンセプトで住宅街に出店するインスパイアードは都内で3店舗に増え、人気を集めている。

 タリーズコーヒージャパンは今年2月、東京・表参道にオープンした旗艦店に産地別のコーヒーを専門のアドバイザーが客の好みを聞きながら提供する「シングルオリジン」カウンターを設置した。1杯580〜800円と高めだが、「1杯当たりの豆の量は他店の倍以上。生産者の情熱を感じてほしい」(同社広報)。来客数も順調に伸び、同様の店舗を増やす検討も進めているという。

 コーヒー卸大手のキーコーヒーは4月、3種類の新コンセプト店を一気に開店した。川崎市・武蔵小杉にはチョコレートケーキなどで有名な「トップス」と、独自のコーヒー豆熟成方法“氷温熟成”をネルドリップで提供するキーズカフェのコラボ店「キーズカフェ トップス」の1号店をオープンした。

 また、キーコーヒー傘下のイタリア料理チェーン、イタリアントマトによる新業態カフェ「ファリ・ブール」の初の店舗を東京駅八重洲地下街にオープン。ハンドドリップコーヒーにキッシュやタルトを豊富に取りそろえた。カナダ発のカフェ「ブレンズコーヒー」のフランチャイズ展開に向けたモデル店もグループ会社が東京・田町に出店。エスプレッソの表面にミルクで絵を描く“ラテアート”の模様を客に合わせて作るのが特徴だ。

 キーコーヒーの小沢信宏取締役は「グループの飲食ノウハウやリソースを有効活用し、他企業のブランドとの連携で価値を高めることができる」と、同様の店舗を拡充する方針を示す。

 コンビニコーヒーの躍進もあり、コーヒーの国内消費量は13年に前年比4.3%増の約44万6000トンと過去最高を記録。帝国データバンクによると喫茶店を経営する全国1097社の12年度の売上高合計は前年度比4.3%増と2年連続で伸びた。「業種・業態の垣根を越え、さまざまな場所でコーヒーが提供され、飲用する機会が増えてきた」(小沢氏)

 高価格帯のこだわりコーヒーやコラボ店舗などの増加も、低価格コーヒーに対抗するというよりは、「国民的飲料になってきた」(業界関係者)というコーヒー人気の高まりを機に、新たな提案で一層の需要を開拓しようという各社の思惑が強い。増えたといっても日本人のコーヒー消費量は1人当たり年間3キロ強で欧米よりも大幅に少なく、需要拡大の余地は大きい。

 米国では、コーヒー豆の産地やいれ方に徹底的にこだわる「サードウエーブコーヒー」の台頭が著しい。その筆頭格で、グーグル傘下のベンチャーキャピタルなどが出資する「ブルーボトルコーヒー」が近く東京に進出する見通しだ。焙煎(ばいせん)所を併設し、焙煎したてのコーヒーを提供するこだわりぶりで、業界では「黒船襲来」ともささやかれる。次々と新たな刺激が加わる競争を通じ、コーヒー市場の拡大は当面続きそうだ。(池誠二郎)

自国の誇り。

中国で日本の、それも花王製の紙おむつが人気で、寡占化しているという。
輸出額はなんと、この十年で約百倍の110億円を超えているに増えているというから大ブームである。

原因は国内製への不信感と品質がネットで評判になったとのことだが、まあ日本メーカーの品質が人気に火をつけたということでもある。
そういえば米国の友人もパンパースよりも日本製、と話していたことをみると日本製品についてはかねてから口コミで評判はよかったようである。

この度はネットの風評が需要を煽りまくっているとのことだが、

これからはこうした
ネットの風評を
「煽る側」(の人や企業)
「煽られる側」(同上)
そして
「それを見る側」(一般ユーザー)
それぞれの見識が高くないと、思わぬ"行き過ぎ"に巻き込まれる危険に注意が必要である。

今でも既にマスコミの報道そのものが、いわゆる「劇場型」になっており、十分な情報の検証と思索なしに飛び交うことが多い。
ネットの上では昔から「炎上パニック」が起きやすいけれど、リアル世界の(重要な場面である)選挙とか法案とか、安全にかかわる情報とかについては、十分な「定点観測ができる仕組み」がネット上に必要になるのではないかと感じた。

おむつ情報がすでに軽い「リアル麻痺」を起こしていることは、ちょっとした恐怖である。

「メリーズが、ない」 中国へ転売される紙おむつ2013年12月15日18時42分
 【岩崎生之助、小山謙太郎】子供用の紙おむつが売り切れる事態が各地で起きている。特定のメーカーの特定の製品だけが飛ぶように売れる。いったい誰が、何のために買っていくのか。探ってみると、おむつは海を越え、高値で売られていた。
■ブローカー、留学生らから買い占め
 福岡市中心部の商店街。開店から間もないドラッグストアの店先に、軽トラックが止まった。助手席から出てきた女性が店に入り、紙おむつのパックを6個、抱えて出てきた。慣れた手つきで荷台に放り投げる。記者が運転席で待つ連れの男性に聞くと、「中国の親戚に送る」。女性が話をさえぎり、軽トラックは発進した。
 2人が買ったのは、花王の主力商品「メリーズ」のテープで着脱するタイプ。尿が漏れにくく肌ざわりがいいと人気が高い。「決まったルートで店を回って集めているようです」。ドラッグストアチェーンの担当者は困惑気味だ。
 ドラッグストアがひしめく東京・自由が丘。ここでもメリーズのテープタイプが品薄だ。ある店ではすべてのサイズで売り切れ。男性店員は「いつ入荷するかわからないし、入ってもまとめ買いされる」と語る。
 関東を拠点に1千店舗以上展開するチェーンでも5月ごろから品薄になり、一部店舗で購入制限を始めた。担当者は「買い占めているのは中国系の人。必要としているお客様に届かないので困る」と言う。
 都内の店でベビーカーを押して買い物をしていた20代の母親は「メリーズが手に入りにくくなったので、仕方なく他のものに変えた。使わないのに買い占める人がいると聞くと、むかっとします」。インターネットの育児サイトには、都市部の母親たちを中心に「メリーズがない」「中国人が買い占めるのを見た」などの書き込みが目立つ。
 おむつはどこに集められるのか。福岡県北部のアパートを拠点にしている買い占めブローカーが取材に応じた。室内には、山積みのおむつが、ざっと300パックはある。中国出身の貿易会社社長の男性(35)によると、買い取り価格は1パック(サイズにより54〜90枚入り)で1500円ほど。店頭より200円ほど高い。毎月、コンテナ6〜10個分のおむつを集めて上海に船で輸出する。月に60万〜100万円の利益になるという。
 男性がおむつの輸出を始めたのは4年前。当時の仕入れ先については口を閉ざす。今春から大阪や名古屋の同業のブローカーが福岡に進出して来て競争が激化し、十分に仕入れられなくなった。そこで、中国人留学生らが店頭で購入した商品を買い取り始めたという。「日本人が買えないのは申し訳ないが、中国のお客さんの要望がすごいから」と話す。
■ネットで評判、日本の倍近い値段
 中国南部の広東省広州市。子供用品店「貝比」では、日本製メリーズが1パック143元(約2500円)で売られていた。日本の店頭の2倍近い額だ。M、Lサイズは品切れ。店員は「並べる先から売れるので、問屋が持ってきた分だけ買っている」。大型スーパーでも、同じものが1パック180元(約3150円)で売られていた。一枚あたりの価格は、中国メーカーの紙おむつの約10倍だが、所得の高い層に人気がある。
 外資系企業に勤める2児の母親(37)は「中国メーカーのものは1回漏らすと替えなければいけないが、日本製メリーズは3回分は吸収するので便利。通気性もよくて赤ちゃんの肌がかぶれない」と話す。
 インターネット上の中国語の育児掲示板では、吸収性のほか、柔らかさや透湿性を評価する声が目立つ。花王以外もテープでおむつを装着する型の製品を出しているが、ネット上でメリーズの評判が拡散し、ブランド化しているようだ。
 子供用品店の仕入れ先は市内の「一徳路卸売市場」にある問屋だった。各問屋の卸売価格は、1パック130元(約2300円)前後。積み上げられたメリーズには、関東や関西で店舗展開するホームセンターなどの名前が書かれた購入済みシールが貼られたままだ。買い占め品とみられる。業者を経由し、税関を通して輸入したという。
■自国製に不信、出費惜しまず
 中国では2008年、有害物質メラミンの入った中国産粉ミルクで乳児が亡くなる事件が発生。国産品への不信が国民から噴き出し、香港などで粉ミルクを買い占める「運び屋」が問題化した。「一人っ子政策」と、経済成長による中間層の伸長で、子育てのためなら出費を惜しまない家庭が増えている。こうしたことが買い占めの背景にあるようだ。
 財務省の貿易統計によると、12年のおむつやナプキン類の中国への輸出額は、10年前の97倍の約119億円に急増した。
 おむつが日本で買い占められている状況について花王広報部は「すべての日本の店で品薄になっているわけではない」とコメント。十分な量は供給しているとの姿勢だ。正規代理店を通して日本製を中国に輸出するルートもあるというが、出荷量については「明らかにできない」としている。
 花王は今年から中国内陸部の工場で生産したメリーズの販売を始めたが、あくまで「日本で生産され、日本で売られている製品」に根強い人気がある。
 中国情勢に詳しい経営コンサルタントの和中清氏は「豊かになった中国人が質の高いモノをほしがるのは自然ななりゆきだ」と指摘。「日本企業はこうしたニーズを踏まえて戦略を練るべきなのに後手に回っている。買い占めなどマナーの問題には個別に対応していくしかない」と話す。

日本だから意味のあること。

景気の良くない時期にはとんと聞かなかったリニア新幹線の計画がしばしば話題になっている。
品川-名古屋が11,500円とのことで、どうして先に料金プランが出てくるのか不思議だけれど、現在の「東京-大阪」の料金とほぼ変わらず、なかなか「こなれた」値段ではないかと思う。

品川-名古屋、とはいえ実に40分の所要時間というから、もう「都心から衛星都市」への移動と時間的にはもう変わりない。
東京-大阪が4時間、の時代から見ても実に6倍の進歩である。
技術の検証がすめば、いずれ東京-大阪は1時間、東京-博多が2時間になる時代が訪れそうな気配である。
諸外国では「そこまでのスピードは"陸上交通"では必要ない」という声もあるようだが、日本のように狭い土地に集積している国にとっては「地上車両の高速化」というのはまた別の価値があるのだと思う。

日本はいずれ「北海道から九州まで」、あるいは沖縄までを5-6時間で完全に結んでしまう世界初の「高速都市」になるのかもしれない。

今は地方都市は、大都市の一極集中傾向の煽りを受けて苦戦しているけれど、「本州の端から端まで3時間」で移動ができ、雪山を歩いたり、桜を見たり、温泉や海にに入ったり、と日本の四季を「一旅行」で間近に感じることができるようになれば、今以上に日本の観光人気は上がるのに違いないと思う。

午前中に仙台の杜、お昼に浅草、京都に移動して観光してから夕方には別府にいる、というようなツアーも実現するのだろう。
そんなに急がなくても、とも思うがこうした「スピードがもたらす自由さ」というのは我々の「選択肢の自由度を広げる」という観点で実に重要であると思うのである。
「日本の国土×スピード」という日本初の試みが、新しいツーリズムをもたらす可能性がある。何にしても「初」というのはワクワクするものである。

リニア料金1万1500円 品川―名古屋、JR東海検討

リニア中央新幹線のルート
【立松大和、宋光祐】JR東海は18日、東京・品川―名古屋で2027年の先行開業を目指すリニア中央新幹線のターミナル2駅と、沿線4県の中間4駅の構造を発表した。大まかなダイヤや料金とあわせて、首都圏と中部圏を約40分で結ぶ、東海道新幹線に代わる大動脈の全容が明らかになった。

沿線の環境影響評価(アセスメント)準備書に盛り込んだ。JR東海は「建設の環境への影響に問題ない」とし、2014年度の着工を目指している。

JR東海は、品川―名古屋で1時間に上下各5本のリニアの運行を想定。4本がノンストップで最速約40分。中間駅に停車するごとに8分ずつ延び、全駅に停車すると72分かかる見込み。東海道新幹線の同区間ののぞみは最速約90分だ。リニアは、1編成で約1千人の乗客を運ぶことを想定している。

また品川―名古屋のリニア料金について、のぞみ(通常期で指定席1万780円)より700円程度高い約1万1500円を検討する。JR東海はリニア開業後、東海道新幹線はひかりとこだまを増やし、のぞみの乗客にはリニアへの移行を促す方針だ。

リニアの全長約286キロのうち、86%にあたる約246キロがトンネル。JR東海は、地上区間(約40キロ)でも市街地などでは防音のために、線路全体をコンクリート製のフードで覆うという。しかし、地元からの要望を受け、甲府盆地山梨県)では、外からリニア車両を、車内から富士山や南アルプスを眺められるようにフードを設けないことを検討する。ほかのフードを外す区間は、自治体と調整していくという。

ターミナル駅は、東海道新幹線の品川駅と名古屋駅のいずれも地下に設置。品川は地下約40メートルで、JR東日本の山手線や、羽田空港につながる京急線と、エスカレーターを乗り継いで20分以内で乗り換えられる見込み。

名古屋は、10年に閉店した旧・松坂屋名古屋駅店跡地などの地下約30メートルに、現在の東海道新幹線と東西方向に交わるように造られる。ターミナル2駅の最大幅は約60メートル、長さ約1キロ。

中間駅は、神奈川県相模原市緑区のJR橋本駅近くの新駅を地下に造るが、残り3駅はいずれも地上で、山梨県甲府市大津町、長野県飯田市上郷飯沼、岐阜県中津川市千旦林のJR美乃坂本駅近くに設ける。規模は、長さ約1キロはターミナル駅と同じだが、最大幅は約50メートルにする。

ターミナル、中間のいずれの駅も、上下線の二つのホームの両側に2編成ずつ、計4編成が停車できるようにする。

トンネル工事から出る土砂や汚泥は、6234万立方メートル(東京ドーム約50杯分)。JR東海はほかの公共事業への有効利用を検討する、としている。

沿線には希少な猛きん類の生息が確認されている。このうち、オオタカクマタカについて、JR東海は「生息環境の一部が保全されない可能性がある」としているが、適切な対策を実施することで影響を小さくできると説明している。

still in a novice

愚者は経験に学び、賢者は○○に学ぶ。
(○○に入るのはなんでしょう。答えは最後に)

で賢者はともかく、自分のたどってきた短かな「経験」からは少なくとも学びたいものである。
映画で主人公が仲間に二度も裏切られ”you should learn from your experience.”と言われるシーンを見たことがあるけれど、自分たちの日常でも「何度言わせるの?」という場面は案外多いものである。
日常の振る舞いで、案外と自分たちの思考回路は固定化されていて、例えばマーケティングの方法とか、クレームの対処とか、いろんな問題解決の方法も過去に学んでいないのではないか、と思ったりもする。
よく「習慣を疑え」というアドバイスがあるが、日常のルーティンになってしまっている習慣も、改めて考えてみれば「経験から言えば、もっと工夫の余地あり」というものがありそうである。

良いことを(単発で終わらせず)習慣化することも大事だが、その習慣も常に疑ってみる。

"I'm still a novice in my life. "(私はまだ経験がたりない)という初心が大事なのだろう。
(経験則、は"rule of thumb"というらしい。これも勉強)

冒頭の○○=「歴史」でした。

経験 「あなたってほんとに経験から学ばない人よね!」――。
 最近、友人から面と向かって言われたきつい一言です。パンツのポケットに入れていた携帯電話をトイレに水没させてしまいました。同じうっかりミス(careless mistake)も、これで3度目です。
 冒頭の括弧部分は、You really don't learn from experience!と英訳できます。experienceは「(ひとつひとつの具体的な)体験」「(経験によって得た)知識、技能」などの意味で用いられます。
 英語のことわざ“Experience teaches.”は「経験は教える」が文字通りの意味ですが、長年の経験が貴重であるということです。日本語でも同様の意味で「亀の甲より年の功」と言いますね。
 「経験豊かな看護師」はa nurse with experienceです。experiencedという形容詞を用いることもできます。「経験不足の」は、inexperiencedやunseasonedなどです。
 You're still a novice in that field.は「君はその分野ではまだ経験不足だ」という意味です。noviceは「未熟者、新米」の意味です。She has been through a lot in her life.は「彼女は人生経験が豊富だ」の意味です。be through...で「〜を経験している」「〜が完了した」の意味で用いられます。
 お尻のポケットにケータイを入れないこと(Don't keep your cell phone in your back pocket.)――。私の「苦い経験」(bitter experience)から学んだ「経験則」(a rule of thumb)です。(菅 彩織理記者)
 ※今回は、千葉県流山市の戸山政幹さんの質問にお答えしました。
(2013年8月22日 読売新聞)

厳しさの本質。

外食チェーンのスタッフが冷蔵庫や厨房でふざけた写真を撮り、webにあげる行為が連鎖している。
「非常識写真」なる呼び名も与えられ、社会現象のようでもあるが、それほどの話だろうか。
自分が社会人になってからのここ三十年ほど、日本ではずい分と「法律とか権利とか人権保護の意識」が啓蒙され、発達してきたと思う。
人種差別、男女差別、労働環境、(正規・非正規)雇用、そしていじめ、体罰パワハラほか各種ハラスメントなど、何か「人権尊重の大安売り」のような感じがするのは自分だけだろうか。

何か「守るべき論」が台頭して、精神論的な「質実剛健の思想」が追いやられているような気がする。
こうした問題はいつも"時代の振り子"の中にあり、行き過ぎた精神論の部分が今二十一世紀になって揺り戻しを受けているのかもしれないが、それにしても学校や運動部からいたずらに「厳しさの排除」をしてどうするのだろう。

肉体的な厳しさを排しても、教育に必要な厳しさはなくならない。
じゃあと、精神的な厳しさにシフトするのなら、それは「体罰と同じくらい厳しいもの」なのである。
徒(いたずら)に、教え子に手をあげた、とか差別や体罰があった、ということが問題なのではなく、「"師"は"弟子"に対し、どのような厳しさを以て対峙すべきか」という本質を突き詰めていかないうちは、今様な「形式はどうなるか?」という不毛な論議が横行するばかりである。

またネットに広がる悪ふざけは、いちいち大人が取り上げるから子供が反応する、という現象がネット上に広がっただけのことだろう。
こうした子供の悪ふざけをいちいち「いかがなものか」と取り上げ、会社が平身低頭する様子は生類憐みの令を見るような気分がする。

時代の揺り戻し、で早く「本質の時代」が来ることを期待したいと思う。


冷蔵庫に入った写真撮影 今度はピザーラでアルバイト女性 東大和
2013.8.25 23:37 [不祥事]
 宅配ピザ大手の「ピザーラ」などを展開するフォーシーズは25日、ピザーラ東大和店(東京都東大和市)のアルバイト女性従業員が店内の冷蔵庫やシンクに入った写真を撮影し、インターネット上に公開していたと発表した。同日の営業を停止し、食材廃棄や清掃消毒を行ったという。

 同社によると、24日に不適切な画像がネット上で公開されていると客から連絡があり、東大和店の10代の女性アルバイト従業員2人が高さ1メートル程度の食材用の冷蔵庫に入り、ポーズを取っている写真を確認した。このほかシンクの中に座り込んでいる写真もあった。

 2人は同社に対し「興味本位でやった」と説明したという。

 同社は「アルバイト従業員の厳正な処分を行うとともに再発防止に努めたい」としている。

変わらぬ風習。

大使館の関係者名義 で借りた部屋で、カジノが開帳されていたという。
という話を聞いて、江戸時代の藩屋敷の「中間部屋の賭博場」を連想した人は多いに違いない。
江戸時代の中期以降、各藩の屋敷は、今でいえば「よその国」のようなもので、ある種の治外法権である。
殿様、つまり国王は参勤交代やらでほとんどいないし、また上京しても別屋敷へはまず来ない。
そうすると、現代なら書記官ならぬ、中間管理職の立場にいるものが、あいた屋敷を貸してテラ銭を稼ぐ・・・というお定まりのコースである。

同じことは、懲りもせず現代でも繰り返されているようだが、それにしても人はバクチがどうしてこれほど好きなのだろうか。
その持つ"一攫千金"のゲーム性が人を狂わすのか。
大金持ちが、小さな刺激を求めて興じるお遊び、というのならともかく、身代を投げ出しての賭け事、というのは麻薬のような刺激にヤラれてしまっているのだろうと思う。

ゲームの理屈云々ではなく、心の余裕を失い、ただ興奮を求めている姿は、他人の目から見れば立派な狂気である。
かなり賭け事に弱い自分のような人はともかく、賭けに強いタイプの人は注意が必要だろう。

大使館カジノの闇 1等書記官名義、実態はバカラ部屋

「大使館カジノ」があった雑居ビルのフロアは片付けられていた=22日午後、東京・赤坂

「大使館カジノ」として使われていた雑居ビル。会場となっていた5階のポストは粘着テープでふさがれていた=22日午後、東京・赤坂(画像の一部を修整しています)
 「大使館カジノ」をうたう闇カジノが都心の雑居ビルにある。そんな情報を耳にしたのが発端だった。
 昨年8月。東京・赤坂の繁華街の外れにある雑居ビルを訪ねた。
 エレベーターの扉が5階で開くと、重々しい鉄製のドアの上に、赤を基調としたある国の国旗が掲げられていた。
 ドアは中から施錠されている。情報をくれた常連客の男性が携帯電話で内部に連絡し、一緒に入ることができた。
 30畳ほどの室内は、シャンデリアの下に大きなバカラ台とルーレットが2台ずつ。30代前後のスーツ姿の日本人男性3人が、蝶(ちょう)ネクタイのディーラーを囲んでバカラ賭博に興じていた。
 素早い手つきでディーラーがカードをめくるたび、「ほら見ろ」といった歓声と深いため息が混じり合う。赤と青のチップが目の前をめまぐるしく動く。
 「赤は1枚1万円、青は千円です」。店の責任者はそう説明した。
 客の一人に話しかけると、何度も来たことのある常連だという。「ここは大使館のお墨付きで治外法権。安心して遊べるよ」と男性はささやいた。
 警視庁に取材すると、店はすでに内偵捜査の対象になっていた。店のある5階は丸ごと、欧州のある国の大使館の1等書記官名義で、「居住用」の名目で数年前から借りられているという。カジノは2011年秋ごろから営業していたこともわかった。
 10月以降、外務省と大使館への取材を進めた。大使館側からは質問を英文のメールで寄越すよう言われ、メールのやり取りが続いた。同じ名前の書記官は確かに在籍したが、昨年の初めには本国へ帰国したという回答だった。
 外務省によると、書記官は在任中、居住先として別の住所を同省に届けていた。
 警視庁の内偵捜査が進んでいた昨年11月ごろ、カジノは突然営業をやめ、フロアの賃貸借契約も解除された。書記官がカジノの営業に関与していたのか、それとも第三者が書記官の名をかたったのか。結局、「大使館カジノ」の実態は解明されないまま、捜査は幕引きした。
 メールのやり取りで大使館は、書記官と闇カジノの関係を問う私たちの取材には根拠がないとの態度を取り続けた。2月には「こちらからのメールについて一切の引用を禁ずる」と記した「最終回答」が届いた。
 22日昼過ぎ。ビルを訪ねた。カジノのあった5階にはエレベーターが止まらないようになっていた。別の階の会社で働く女性は、エントランスの郵便受けに以前、5階が「大使館」と書かれていたのを覚えていた。「大使館の別室か何かがあるんだと思っていた」
 近くのビルからカジノがあったフロアをのぞき込むと、カーテンが取り外された室内は薄暗く、がらんとしていた。
■「逮捕できない」外交特権の壁
 外交官を対象とした捜査では、「外交特権」がしばしば壁となってきた。
 自国を出て職務にあたる大使や外交官については、「外交関係に関するウィーン条約」で外交特権が定められている。身体や居住先、通信、文書などは不可侵とされ、捜査機関が逮捕したり、家宅捜索したりすることはできない。
 2010年に駐日コートジボワール大使館の元外交官が、都心に借りたビルの一室を賭博店に貸して報酬を得ていたとして、賭博開帳図利幇助(ほうじょ)容疑で警視庁に逮捕された事件があったが、摘発に結びつく例は極めてまれだ。
 この時は、外務省が06年に「ペルソナ・ノン・グラータ」(好ましからざる人物)として大使館に通告する直前に元外交官が帰国。捜査は暗礁に乗り上げたが、その後、再来日した際に逮捕に至った。
 警視庁幹部は「『大使館カジノ』といわれる闇カジノの取り締まりは、一歩間違えば国際問題になりかねない。捜査は一筋縄ではいかない」と話す。
 「大使館カジノ」について外務省は「疑いがあれば確認し、事実なら是正させ、厳正に対処する」との立場だ。警視庁幹部も「摘発へ向け情報収集を続ける」としている。

マヤ暦。

古代マヤ暦では、二十一世紀に、しかも今年の12月21〜23日に「暦が終わる」とされているらしい。
太陽のバーンアウトを予測するのならまだしも、何かの根拠で「この世が終わる」というある種の「限界思想」は人間特有の性質である。
それだけ知能レベルが高い、とも言えるのだろうがご苦労なことである。
昆虫や爬虫類はまずそのようなことは考えていないだろう。

数年前にノストラダムスの「世界最後の日」も話題になったが、それにしてもそうした話題が実際に「生活必需品の買い占め」にまで発展しているあたりが、人間の心の弱点を見る気がするのである。

先の震災の後もそうだったが、(しかも被災地ではない東京で)食料や缶詰などの生活物資が忽然とスーパーから消えてしまったことは記憶に新しい。
たかだか数日分の食料を確保したとて、もし大災害ならあまり大した役には立たない、というようなことを我われは瞬間的には考えない。
買い占める、という発想は「ともかく自分は助かろう」という本能の所作である。
その時に「他の人はどうなるか」ということはあまり考慮されていない。

まず自分と近習の安否を気遣い、その為に行動することは愛情の表れともとれるが、全体からすれば「とても偏った行動」である。
そして我われは、本能的にそうした振る舞いをする生き物だからこそ、「有事にいかに処すか」ということを「知的に考える」ということもできると思うのである。

決して「我が身だけの保身」を考えない行動は、悪いが昆虫たちには出来ないであろう。
人間が人間足れるかどうか? という命題に答えを出すのは、また我われ人間なのである。

買い占め・避難・方舟チケット… マヤ暦予言、各地混乱
 【林望=北京、副島英樹=モスクワ、小坪遊】古代マヤ暦の予言で「人類滅亡の日」とされる21日、滅亡自体は今のところ起きていないが、デマで生活必需品の買い占めが起きたりした国々では、騒ぎを楽しむ人も加わって混乱が続いた。
 ロウソクの買い占め騒ぎや、避難用の船やカプセルを造る人が各地に現れたりした中国では、21日は平静だったものの、デマの背後にあるとみられる宗教集団「全能神」への当局の摘発が続く。21日付の夕刊紙、法制晩報によると、拘束者は16の省や自治区で1300人を超えた。首都北京でも拘束者が出ている。
 やはり買い占めなどが起きたロシアでも、プーチン大統領が20日の一斉記者会見で「世の終わり」について聞かれ、「(太陽が寿命を迎える)45億年後に全てが終わる」と述べて21日の滅亡を否定した。メドベージェフ首相も7日のテレビ討論番組で「私は世の終わりを信じない。いずれにしろ今年は」と述べた。
 だが騒ぎを楽しむ市民も少なくない。中国の地元紙によると、ネット通販最大手の淘宝で「ノアの方舟(はこぶね)チケット」と称する商品は1700種類を超える。大半は友人や恋人などに贈る「ジョークグッズ」だが、過去1カ月で40万元(約500万円)を売り上げた出品者もいるという。
 ロイター通信によると、キリストが埋葬された「聖地」といううわさがあるフランス南部の村ビュガラッシュには、世界最後の日の避難所になるとして生き残りを図る人を取材しようと報道陣が殺到。警察官が警備しているが、「世界の終わり酒場」を開店してもうけている村人もいるという。
 英BBCなどによると、メキシコやグアテマラなどのゆかりの地では関連行事も開かれ、日本からも少なくとも20人が現地を訪れる。企画したユーラシア旅行社は「滅亡の日はあくまでお祭り的な要素としてとらえてもらっている」といい、年内に帰国する予定だ。

美味しい物はなに。

由緒ある英王立協会が「人類の飲食史上で最も重要な20の発明」を発表。
一位は「冷凍保存技術」とのことで、これを聞いた世界各国からは非難轟々。

もとよりこうした「非常に多様な価値観」を持ちうるテーマに王立協会が挑んだことが、そもそも騒動の種ではないだろうか。
食文化、など和食、洋食、中華、エスニックなど各国ローカル料理、EUだけでもフレンチから、郷土料理まで「地方と都会」にあらゆる形で根付いているものである。
その中で何が「最も重要」なのかは決めにくい。

王立協会の基準は「手軽さ・効率・美観・健康への貢献」ということが基準のようだが、「手軽さや効率」、あるいは「美観」など「全く重要とは思わない人たち」も多数いるだろう。
要は「飢えを満たすための食」なのか「美食のための職」なのか「健康を意識した食」なのか、あるいは、それらが混合しているものなのか。
エスキモーやイヌイットの食の話を聞けば、自分たち都会に暮らす立場からすれば感心するような「生きるための知恵」があるし、
しかし都会の肉食やマクロビの健康法にもそれなりの知恵が活かされていると思う。

「人類の飲食史上で最も重要なこと」は、果たして「飢えの克服」なのか「美食の追求」なのか「成人四大病の防止」なのか。
食が現代人類において、非常に重要なテーマだ、と言う事は疑いがないにしても、「何を目指した職なのか」ということについては、各国、各人の思いが様々だろうと思う。

冷凍保存や低温殺菌という技術も重要だが、「生で食す」とか「乾燥・塩漬けしておいしく食べる」など今でも日々その料理法が研究されている分野も多い。

さらに「酒」も食品の一つである。
「世界○大珍味」によく表現されるが、保存食、生食、調味料、一品料理、香辛料、"牛・豚・鳥・ジビエ・魚・甲殻類"それらについて、世界中の素材と料理法、そして伴をする「酒」についてまとめてみる学問があってもよいだろう。
ワインだけで、あれほどの研究家や作り手がいるのである。

人類の飲食史、はこれから紡がれてゆくのではないだろうか。


「飲食史上の重要発明リスト」に批判殺到の理由

【ロンドン=林路郎】世界最古の科学学会である英王立協会が「人類の飲食史上で最も重要な20の発明」のリストを発表、この中で「冷凍保存」技術が1位に輝いた。


2位は「低温殺菌」、3位は「缶詰」だが、消費者らからは「(充実した食事への関心が薄い)研究者たちの生活スタイルを反映しているのでは」などと首をかしげる声が出ている。

 リストは、発明が人類の飲食に及ぼした影響を啓発するのが狙いで、手軽さ、効率、美観、健康に資するか――の4基準で約100のモノや技術から20を選び、同協会の会員の投票で順位を付けた。

 ところが、結果を紹介した有力紙ガーディアンのブログには読者の書き込みが殺到。「人類が火を使うようになったことを忘れている」「植物の栽培、動物の飼育こそが重要」「酒はどこへ行ったのか」などの声が相次いだ。

(2012年9月22日09時01分 読売新聞)

マイウェイ・キリング。

読売online 世界先読みバズワードより。
日本発のカラオケがアメリカの辞書に載るほどの単語であり、ノーベル賞のパロディまで受賞していたとは知らず。
しかも語源は"詩的"に聞こえる「カラ(空)のオーケストラ」とは恐れ入った。

日本では一時ほどの隆盛は見られず、カラオケブームも一過性の感があるが、フィリピンでは刃傷沙汰まで起きているという。
題して「マイウェイ殺人」。

その理由については「誰でも知っていて、誰もが一家言を持つ歌だから」「この曲の歌詞は歌い手を思い上がらせ、取るに足らない人でも、ひとかどの人物になったような気にさせるから」など諸説があるようです。

「歌い手を思いあがらせる」というのは、歌の作品としては至上な物、という感じもするが、なんでも程度が過ぎるとカンに障るということのようである。
(確かにフィリピンでは、今日本では見かけない「舞台上でスポットライトを浴び、ダンサーと共に」歌っている人は多い)
「マイクを離さなかった」「同じ曲を繰り返し歌い続けた」という理由で刺されたり、射殺された人もいるという。

そう言えば、特に声量の大きなオジサンにクレームが付いていることが多い。
声の大きな人は注意したほうが身のためである。

karaoke 国際語カラオケをめぐる愛憎
日本で生まれ、世界中に広まったカラオケ。言葉としても karaoke は今や正真正銘の国際語になっています。
 アジアはもちろん、アメリカやヨーロッパ、さらにロシア、中東、南米でも、日本式に「カラオケ」と発音すれば、そのまま通じる国がほとんどです(ただし、アクセントの置き方などは少しずつ異なります。興味がある方はこの辞書サイトで違いを聴き比べて下さい)。

 karaoke はもうバズワード(はやり言葉)の段階をすぎ、多くの国で社会に根付いた言葉になったと言えるでしょう。
 そんな言葉を今回改めて取り上げたのは、アメリカの別の辞書サイトで見かけた「外国語由来の好きな単語」のランキングで、karaoke がトップになっていたからです。「カラオケ」という言葉の響きにはエキゾチックな魅力があるのかもしれません。

 この辞書サイトの説明も笑わせます。
 Karaoke, the beloved/hated entertainment that involves non-professional singers performing without live bands, has a poetic-sounding origin: "empty orchestra"

 カラオケは愛されも、嫌われもしている娯楽。プロでない歌い手が生バンドなしに歌う。その語源は詩的に聞こえる「空(から)のオーケストラ」

 「愛されも、嫌われもしている」というのは万国共通のようでなかなか興味深いのですが、それで思い出したことがあります。

 アメリカで毎年発表されるノーベル賞のパロディー版「イグ・ノーベル賞」(愚かなノーベル賞)。2004年の平和賞は、カラオケを発明した日本人の井上大佑さんに贈られました。

 なぜカラオケが平和賞だったのでしょうか。それは以下の授賞理由を読めば分かります。

 …for inventing karaoke, thereby providing an entirely new way for people to learn to tolerate each other.

 …カラオケを発明し、お互いに(他人の歌を聴くのを)我慢することを学習する全く新しい手段を人々に提供した。

 「我慢の学習」というのはもちろんイグ・ノーベル賞らしいジョークです。

 しかし、日本に限らず、カラオケは必ずしも「我慢の学習」や「平和」に貢献するとは限らないようです。世界ではカラオケをめぐるトラブルが絶えないのです。
 有名なのはフィリピンの「マイ・ウェイ殺人」(My Way Killings)でしょう。
 2年ほど前の米紙ニューヨーク・タイムズの記事によると、カラオケ好きの人の多いフィリピンでは、フランク・シナトラが歌って有名になった「マイ・ウェイ」をめぐる殺人事件が続発し、選曲リストからはずすカラオケ店が相次いだそうです。
 この記事によると、過去10年にカラオケがらみで起きた十数件の殺人事件のうち、半分以上は「マイ・ウェイ」をめぐるもの。この曲を調子っぱずれで歌った人が他の客に笑われたり、やじられたりして、銃撃戦などに発展するのが典型的なパターンのようです。

 それにしても、なぜ「マイ・ウェイ」がらみの事件が多いのでしょう。
 その理由については「誰でも知っていて、誰もが一家言を持つ歌だから」「この曲の歌詞は歌い手を思い上がらせ、取るに足らない人でも、ひとかどの人物になったような気にさせるから」など諸説があるようです。

 同様のカラオケ殺人事件は他の国でも起きています。イギリスの新聞によると、マレーシアではマイクを離さなかった男性が刺し殺され、タイでは同じ曲を繰り返し歌い続けた男性が射殺されました。同様の事件はアメリカでもしばしば報じられています。
 ただ、こうしたもめ事が起こるということは、別の見方をすれば、それだけ世界の人々を熱くさせているとも言えます。やはり、すごい発明だったのです。

 もう古い話ですが、米誌タイムは1999年、「20世紀で最も影響力のあったアジアの20人」の1人として、先ほど触れたカラオケ発明者の井上大佑さんを選びました。その後も世界に広がり続け、人々の愛憎をかき立てているカラオケ。その隆盛ぶりを見ると、タイムが歴史を見る目は正しかったのだと改めて納得します。

消える業平橋。

バスの行き先表示も(なぜか平仮名で)"とうきょうスカイツリー駅"に一瞬にして変わってしまった。
以前の名前は「業平橋駅行き」。
これは何とも風情のある名前だと思っていたので少し残念。

読売「受験サポート」より。

名にし負はばいざ言問はむ都鳥わが思ふ人はありやなしやと

伊勢物語」によれば、隅田川までやってきた業平が、見知らぬ鳥を見つけ、舟の渡し守から「都鳥」という名前を教えてもらって読んだものと言います。

近所を流れる隅田川の水面を眺めて、千年も前に平城天皇の孫の業平が船を浮かべて、船頭とそんな会話をしていたのだろう、と思って遠目のスカイツリーを見ると20xx年、なんて当時から見ればトンでもない未来の話であり、けれど川はさほども変わらずに流れているのだなぁ…(遠い目)
などとぼーっとしているとしばし現実を忘れる。

お、遅刻遅刻。

強調の「し」

=読売新聞のコラム「なぜなに日本語」の毎回のテーマを、もっと詳しく解説します=
 東京都墨田区東武伊勢崎線業平橋駅」が「とうきょうスカイツリー駅」に改名しました。東京スカイツリーの最寄り駅であることがすぐわかるのは便利ですが、伊勢物語の主人公である在原業平にちなんだ駅名がなくなるのはちょっとさびしい気がします。

今回の新聞コラムでは、強調を表す「し」について取り上げました。この「し」の用例として必ず挙げられるのが次の業平の歌です。

名にし負はばいざ言問はむ都鳥わが思ふ人はありやなしやと

伊勢物語」によれば、隅田川までやってきた業平が、見知らぬ鳥を見つけ、舟の渡し守から「都鳥」という名前を教えてもらって読んだものと言います。

「名に負う」は「名前として持つ」意味で、そこに強調の「し」が入った表現です。都鳥なんていう名前を持っているのだったら、さて、質問しようじゃないか。都(京都)にいる私の思っている人(奥さん)は無事かどうか…といった意味です。名前が都鳥なら都のことが分かるはず、というのは、ちょっと無理があるかもしれませんが、それだけ都を慕う気持ちが強かったということでしょうか。

この歌は古今和歌集にも載っています。コラムで引用した「生きとし生けるもの」は、この古今和歌集の序文に出てきます。「花に鳴くうぐひす 水に住むかはづの声を聞けば 生きとし生けるもの いづれか歌をよまざりける」

ウグイスやカエルの鳴き声も「歌」ととらえ、この世に生きているものはすべて、歌をよまないものはないのだ、と力強く訴えています。

 (読売新聞用語委員会・関根健一)

老後の蓄財。

リバースモーゲージという考えが日本に入ってきたのは、もう十年も前になるだろうか。
流行りの欧米式金融緩和の流れ(ビッグバン)の中で、今後の高齢化社会へ向けて「これからはこれだ!」とばかりに着目されていた言葉である。

「逆の住宅ローン」というこの概念は、1300兆円を超す蓄財を持つ日本人は、もっと老後の生活不安を悲観的に考えずに、「むしろ消費して楽しむこと」を考えるべきだ、という風潮から生まれた。
実際、平均2-3千万を蓄財したまま寿命を終える人が多い、という事実からは「蓄財が過ぎるのではないか」という推論は成り立つだろう。
しかし。
しかし日本人は蓄財を止めない。
国民性が「慎ましい」と言えばきれいだが、やはり「国に対する無条件の信頼」とか「路頭に迷い、国に保護を恃むか否か」という判断では、どうしても「安心できるレベルまで」は蓄財をせねば気が済まぬ国民性に根ざしていると思う。
これはこれで「自己責任で食べていく」という強い自立意識と、実に「均等な所得の配分システム」が共存しているということなのだろう。

中国の友人は、日本の税金制度のことを「高度な共産主義システム」と表現するが、さもありなん。
極度なお金持ちも少ないが、飢えて命を落としたり、また国の保護にだけ頼る人口も非常に少ないのだ。

けれど、数千万円の財産を後にして天寿を全うする人が多いかどうか、というとこれはまた疑問。
「老後に生活費がなくて苦労するのは嫌だけど、別に美田を遺さなくともいい」という人も案外に多いものである。(というか多くの場合、美田は問題のタネとなるのだ)
自らの財産を「本当に十分使い切るような保険などのシステム」があれば、利用者はずい分多いと思われる。

当日経の記事を見て見ても、金利のリスクや、より高齢化した時のリスクなど、まだまだ注意点も多い。
いずれにしても、お年寄りが「自分の財産について自由に考えられる」ような仕組みと説明ができれば、これからの高齢化社会は相当なスピードで「資産の回転」があるかもしれない。
今の段階の世代が、本格的な"アッパー70ty"を迎えるころに、使いやすく、安心できる「リバース商品」ができていれば、その先の高齢者の財産は十分に流動化するだろうと思う。

自宅担保に老後資金 注目 金利や地価に注意必要
日本経済新聞 電子版
老後の生活を支える年金や退職金への信頼が揺らぐなか、新たに注目を集めているのが「リバースモーゲージ」だ。自宅を担保にお金を借り、最終的には土地売却資金などで返済する仕組み。高齢化を背景に取り扱う金融機関も増えている。

リバースモーゲージを直訳すると「逆・住宅ローン」。時間がたつにつれて借金の残高が減る普通の住宅ローンとは反対に、債務が徐々に増えるため、「逆」が付く。

「昨年の問い合わせ件数は前年比2割程度増えた」。2005年にこの商品の取り扱いを開始、既に2000件の実績を持つ東京スター銀行の担当者は話す。自宅を老後資金作りに活用しようという意識が、退職を控えた人々などの間で広がっているようだ。
もちろん、一般的に本人が生きている間は、そのまま自宅に住み続けることができる。

■相次ぐ新規参入
東京スター以外では、中央三井信託銀行群馬銀行飛騨信用組合(本店・岐阜県高山市)がリバースモーゲージを扱っていたが、昨年になって2つの金融機関が参入した。

まず、りそな銀行。資金使途を自宅リフォームに限っているが、今後徐々に広げたい考え。まずは一定の条件を満たす老人ホームの入居資金も含める方向で検討中だ。もうひとつは、西武信用金庫(本店・東京都中野区)。営業地域は東京都の西部や多摩地区が中心で、こちらは生活資金であれば広く使える。

ここでは、新規参入組のリバースモーゲージを、これまでの商品と比べながら見てみよう。

資金使途をリフォーム向けに限るりそなの商品は、ほぼ同様のローンを扱ってきていた中央三井信託に追随した内容になっている。申込時に60歳以上80歳以下の人が対象で、マンションも担保として認める。借りられるのは自宅の担保評価額の5割までで、1500万円が上限。元本返済は死亡時だが、利息は毎月払う。今の金利中央三井より高いが、一定の条件を満たせば中央三井並みの金利で使える。

西武信金は、利息分を毎月払うタイプと死亡時に払うタイプを扱っているが、実績があるのは前者のみ。

このタイプは、申込時に55歳以上80歳未満の人が対象。担保評価額(相続税を計算する際に使う路線価とほぼ等しい)の7割以内(上限1億円)の融資枠の範囲内で必要に応じて借り、余裕があれば返すこともできる。その時々の債務残高に対応する利息を毎月払う。

■配偶者も契約
死亡時に元本を返す際に、土地売却による収入が元本を上回れば、その分は払わなくていい。契約者本人の死亡後も配偶者が改めて契約を結べれば、原則として元本返済は待ってもらえる。

以上の仕組みは東京スターの商品と似ているが、主に2つの違いがある。まず東京スターと違ってマンションは原則として担保にできない。死亡時に土地売却による収入が元本を下回ったときの差額の扱いも異なる。東京スターだと払わなくていいのに対して、西武信金では相続人が請求される。

老後の助けになり得るリバースモーゲージには、リスクもある。3つの注意点について、具体的な例を挙げながら考えてみよう。

まず金利上昇リスクを頭に入れておくべきだ。変動金利型が一般的だからだ。例えば西武信金の商品では平均的な借入額が1200万円程度。これに対する利息は今の金利だと毎月2万5000円程度で済むが、金利が倍に上がれば5万円程度に増える。

地価下落の影響にも留意が必要だ。自宅の評価額や融資枠の点検が実施される商品があるからだ。東京スターは年1回見直す。枠ギリギリまで借りていてそれが下げられた場合は、返済が必要になる。

■続く利息支払い
長生きした場合も思わぬ事態に直面しかねない。例えば群馬銀の商品。限度額の範囲内で最高85歳まで毎年一定額ずつ融資を受け、債務残高に応じた利息を毎月払う仕組み。だが85歳を超えると毎月の融資は止まるのに、利息の支払いだけは続く。

これらのリスクから、リバースモーゲージの利用はあまり進んでいない。「米国を参考にして公的支援を検討した方がいい」(野田彰彦・みずほ総合研究所上席主任研究員)との声も多い。米国には担保評価額の下落リスクなどに対処する公的な保険制度が存在する。

日本にも公的機関がかかわるリバースモーゲージはあるが、利用できる人は限られている。

例えば、都道府県の社会福祉協議会が実施する不動産担保型生活資金貸付事業は原則として「低所得世帯」が対象。東京都武蔵野市には独自のリバースモーゲージ制度もあるが、武蔵野市の住民向けだ。リバースモーゲージの普及には公的な枠組みの整備も欠かせそうにない。
編集委員 清水功哉)
日本経済新聞朝刊2012年2月8日付]

ワースト8。

いつの間にか自殺、のことを自死というようになった。
多分"殺"の字があまりに直截なので、その字を表記することを避けているのだと思う。
(それにしても「メに木に几に又」というただの組み合わせ文字なのに、使い慣れることによってこれほどの影響を出す。文字や言葉とはすごいものである)

そんな自死率。国別。
人は自死する数少ない動物である。

1リトアニア
2韓国
3ロシア
4ベラルーシ
5ガイアナ
6カザフスタン
7ハンガリー
8日本(2011年、10万人当たり WHO調べ)

日本以外のメンバーを見る。
ロシア、東欧、アフリカなど旧共産圏が目立つ。
韓国の二位は群を抜いているが、日本の八位も異様である。
EUアメリカ中国などの、先進国常任メンバーが一人もいないのに、一体どうしたことだろうか。

うつ病自死は関係が深い、といい、またうつの一番多い国は確かアメリカだったとおもうが、全然上位には登場していない。
国の産業のサービス業化が進めば「うつ化」も進む、という最新の研究があったけれどそれにしても日本人はやっぱり内向的というか、シャイというか、どうしても「籠りがち」なのだろう。
イスラムカトリックの言う「禁欲」とは別な独特の「ストイック民族」のような気がする。

長年の国の歴史や、(これまでアメリカ以外に侵略されなかった)異様な独立性にはそんな民族の遺伝子が深く関係しているように思う。
そんなことを思っていたらもう一度内田樹さんの本を読み返したくなったので、筆を置きますね。

濃い味好きですか?

自分のような4-50代は、年代的にも今かなりの「健康ブーム」であるが、さらにその後の世代にはまた揺り戻しが来ているとのこと。
思えば、若者は何でも「はっきりしたもの」を求める傾向があるようだ。
着るものの色もそうだし、味もそう。
食物もいわゆる「ガツン系」という肉とか揚げ物などを好む。

それが見事に年とともにグラデーションがかかり、衣類の色もあいまいな寒色とか、より複雑な"折り"を施されたようなものを好む。
食べ物はより薄味に、魚や野菜が中心になってくる。
ビールやテキーラよりは日本酒やワインなど…

それが国民的な清涼飲料も「濃い味ブーム」というのは、何か「一旦は薄く軽く」という時代の志向の揺り戻しなのかもしれない。
草食男子よろしく、いったん"あっさり"し過ぎた今の日本人が、今のようなフニャフニャした経済や政治の状態を経て、再び肉食系に変身する時期なのかもしれない。
日本人には生来、あまり獰猛なキャラ、は似合わない気がするけれど、いわゆるグローバル社会の中で、新たなアイデンティティを編み出す時期だといいと思うのだが。

ぜいたく香る濃厚な味
濃厚な味わいをウリにした食品や飲み物が多く出回っている。ちょっとしたぜいたく感を味わえたり、家飲みの肴(さかな)にもピッタリなところが、ウケているようだ。

茶葉が2倍
 このごろよく見かけるのが、「濃厚」を強調したお茶などの飲料だ。キリンビバレッジが昨年9月に発売した「キリン 午後の紅茶 パンジェンシー 茶葉2倍ミルクティー」(158円=460ミリ・リットル)は、茶葉を「午後の紅茶 ミルクティー」の2倍も使っている濃厚なミルクティーだ。紅茶本来の繊細な香りと渋みも楽しめるという。

 濃いめのお茶ブームの先駆けとなったのが、伊藤園が2004年に発売、その後もリニューアルしながら販売している「お〜いお茶 濃い味」(147円=500ミリ・リットル)だ。

 従来の「お〜いお茶 緑茶」より茶葉を多めに使い、高温で淹(い)れているという。緑茶に含まれるポリフェノールの一種カテキンを、500ミリ・リットルあたり従来品の2・5倍の400ミリ・グラム含んでおり、美容や健康に気を使う消費者の心もつかんだようだ。

若者に人気
 冬の人気メニューといえば、やはりシチュー。エスビー食品のシチュールー「濃いシチュー」(252円=180グラム)シリーズは、昨年8月の発売以来、4か月足らずで年間売り上げ目標を超えたヒット商品になった。クリームシチューには発酵バターを、ビーフシチューには牛骨や香味野菜を煮出したブイヨンを使って、濃厚なうまみとコクを出した。「シチューをよく食べる若年層やファミリー層で、濃い味わいを好む人が増えている」(エスビー食品)ことに目を付け、商品化したそうだ。

糖質はゼロ
 キリンビール第3のビール「キリン 濃い味〈糖質0〉」(実勢価格141円前後=350ミリ・リットル)は、「深みのある味わいとしっかりした飲み応え」(キリンビール)が特徴だ。

 香ばしく焦がした麦芽や、繊細な香りが特徴のファインアロマホップなどを使っている。「濃い」というと、カロリーが気になるが、この商品は糖質をゼロ、カロリーも100ミリ・リットルあたり19キロ・カロリーに抑えた。

割合を変更
 家で飲む際の気軽なつまみになるスナック菓子でも、濃い味商品が増えている。亀田製菓が昨年11月からコンビニで先行販売している「亀田の柿の種AKA」(118円=80グラム)は、辛み成分を普通の「柿の種」の2倍配合した。刺激的な味わいがビールのお供にピッタリだ。同社の調べでは、ターゲットの男性消費者はピーナツを好む傾向があるため、柿の種とピーナツの割合を、普通の「柿の種」の6対4から「AKA」では4対6へと変えている。

 一方、甘党にはたまらないのが、濃厚な味わいのデザートだ。森永乳業の「濃いリッチプリン」(137円=150グラム)は、国産生クリームを使った。「濃厚で小容量、さっぱりしていて大容量というプリンが多い中で、濃厚な味わいと大容量を両立させた」(森永乳業)という。

どろ系ブーム
 カップラーメンでも、コッテリタイプの商品が多くなってきた。日清食品が10日に発売した「日清のぼてどろ 極濃深炊(ごくのうふかだ)き豚骨」(200円=140グラム)は、名前からして、味が濃そうな商品だ。ラーメン好きの間で「どろ系ラーメン」と呼ばれてブームになっている、極端に濃いスープを特徴とするラーメンをヒントに開発した。太い麺に濃厚な豚骨スープが絡み、スープを食べているような感覚を味わえるという。(経済部 竹内和佳子)

(2012年1月24日 読売新聞)

縮む時代の新語ラッシュ。

stay(とどまる)と vacation(休暇)を組み合わせた造語で、アメリカの辞書メリアム・ウェブスターにもすでに載っています。
・a vacation spent at home or nearby
自宅または近場で過ごす休暇

アメリカで生まれたこの新語は、イギリスやカナダなど、先進国に広がっているらしい。

Staycations have become more and more common. Not everyone has the time or money to invest in a long faraway trip.
ステイケイションはどんどん広まっている。遠くまで長い旅行に出かける時間やお金は誰にでもあるわけではないからだ。


最近の例では、米紙ザ・マーキュリー・ニューズの電子版(2011年12月)に、こんな見出しの記事がありました。
Staycation specials: Restaurant, lodging deals in Napa Valley
ステイケイション特集:ナパバレーでおすすめのレストランと宿
(deals は「お買い得の品」「掘り出し物」ほどの意味です)


この言葉はアメリカ生まれでしたが、イギリスではほかにも金をかけない旅行や休日の過ごし方をめぐる様々な新語がお目見えしています。
イギリスの辞書マクミランのオンライン版は以下のようなバズワード(はやり言葉)を紹介しています。


例えば、paliday(パリデイ)。「友達」や「同僚」を意味する pal と「休日」を意味する holiday を一緒にした言葉で、「(ホテルではなく)友達の家などに泊まって 過ごす休日」のことを示しています。


似たような単語に daycation(デイケイション)があります。day と vacation を組み合わせた言葉で「日帰り旅行」を意味します。


minibreak(ミニブレイク)や nanobreak(ナノブレイク)という言葉も生まれました。「休憩」「短い休暇」などを意味する break の前に、mini(小さな)や nano(すごく小さな)を冠 した単語で、minibreak は2泊3日、nanobreak は1泊2日程度の休暇を指しています。


minimoon(ミニムーン)なんていう新語も出てきました。mini(小さな)とhoneymoon (新婚旅行)を組み合わせた言葉です。欧州ではハネムーンといえば、以前は2週間くらいが当たり前でしたが、ミニムーンはそれよりずっと短いハネムーンに使われるようです。



staycation 安上がりな休日
英語の世界では次々と新語が生まれていますが、最近目立つのは、安上がりな旅行や金のかからない休日の過ごし方に関する言葉です。

代表的なのは staycation(ステイケイション)でしょう。stay(とどまる)と vacation(休暇)を組み合わせた造語で、アメリカの辞書メリアム・ウェブスターにもすでに載っています。


そのオンライン版を見てみると、次のように定義しています。

a vacation spent at home or nearby
自宅または近場で過ごす休暇


休日に遠出をせずに、自宅や近場の公園で過ごしたり、地元の美術館や観光地を訪れたりする場合に使うわけです。
この言葉は2005年ごろ、アメリカ英語で使われ始めましたが、今ではイギリス英語でも用いられています。


使用例を見てみましょう。例えば、2008年8月のカナダ紙トリビューン・エクスプレスには次のような記事がありました。


Staycations have become more and more common. Not everyone has the time or money to invest in a long faraway trip.
ステイケイションはどんどん広まっている。遠くまで長い旅行に出かける時間やお金は誰にでもあるわけではないからだ。


最近の例では、米紙ザ・マーキュリー・ニューズの電子版(2011年12月)に、こんな見出しの記事がありました。
Staycation specials: Restaurant, lodging deals in Napa Valley
ステイケイション特集:ナパバレーでおすすめのレストランと宿
(deals は「お買い得の品」「掘り出し物」ほどの意味です)


この言葉はアメリカ生まれでしたが、イギリスではほかにも金をかけない旅行や休日の過ごし方をめぐる様々な新語がお目見えしています。
イギリスの辞書マクミランのオンライン版は以下のようなバズワード(はやり言葉)を紹介しています。


例えば、paliday(パリデイ)。「友達」や「同僚」を意味する pal と「休日」を意味する holiday を一緒にした言葉で、「(ホテルではなく)友達の家などに泊まって 過ごす休日」のことを示しています。


似たような単語に daycation(デイケイション)があります。day と vacation を組み合わせた言葉で「日帰り旅行」を意味します。


minibreak(ミニブレイク)や nanobreak(ナノブレイク)という言葉も生まれました。「休憩」「短い休暇」などを意味する break の前に、mini(小さな)や nano(すごく小さな)を冠 した単語で、minibreak は2泊3日、nanobreak は1泊2日程度の休暇を指しています。


minimoon(ミニムーン)なんていう新語も出てきました。mini(小さな)とhoneymoon (新婚旅行)を組み合わせた言葉です。欧州ではハネムーンといえば、以前は2週間くらいが当たり前でしたが、ミニムーンはそれよりずっと短いハネムーンに使われるようです。


こうした言葉がはやるのは、ヨーロッパやアメリカでは金融危機や経済不振、ガソリン代の高騰などで、みんなが財布のひもを締めようとしているからです。


特にヨーロッパではユーロ安もあって、外国旅行に出かける余裕はますますなくなってきています。
この分野の新語はまだまだ出てきそうです。