藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

企まず。

先日失敗のセットリストという話を書いたらずい分と反響があった。
多分、「そんなこと」を感じていた人は多かったのではないかと思う。

およそ経済活動のあるところ、「なんらかの交渉の場」でもあってしまう。

「売ろうとする側」と「買おうとする側」の、まあ対話のようなものだと思う。
そこにはちょっとした誇張や嘘や、思い込み、なんかが入っている。
買う側も、分かっているつもりでも「プロ」にはまあ敵わないものだ。

経済ばかりではない。
「何も考えなくていい」というのはまあ、友人くらいのものではないか。
家族でも異性間でも、何らかの思惑というのは発生してしまうものである。

なので、できれば武道の名人のように「いつ、いかなる時もその心理状態を平静に保つ」というようなことができればいい。
自らは「水」のように澄んでいて動かず。
しかし外からの刺激には自然に反応する。
明鏡止水、とはこのこういうことなのではないだろうか。