藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

わかっていること、いないこと。

為替や株式・債券の値動きは、未だ予想できない「カオス」だ。
アナリストやトレーダーたちが、それこそ「ありとあらゆる理論」でアプローチするが、勝ち続ける人はいない。

一方で。
技術開発がどんどん進む。
黒船が来た江戸時代も「今みたいな雰囲気」だったのだろうか。
あるいは鎌倉時代とかなら。
もう少し「進歩の歩み」は穏やかで、人々は今みたいにオタオタしていなかっただろうか。

未来のことは分からない。
特に「割と近い未来のこと」については、予測はまちまちになる。

ところが、「あまり動かない未来」もある。
例えば「人口動態」。
これは戦争とか革命などがなければ「傾向の動きがかなりスローだ」という特徴がある。

ある意味"かなり確実にわかる未来"だ。

ここに注目しない手はない。
(つづく)