藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

飲食店フィードバックシステム(2)

*[飲食業]ほんの少しの言いたいこと、聞きたいことを。
飲食店に行って「美味しかったこと」を伝えこそすれ欠点や不満をその場では言いにくい。
勢い、食べログなんかで主観たっぷりで皮肉を書いたり、誰の参考にもならないコメントをつけたりする。
もっと店主に直接的に感想を言う「フィードバックシステム」があってもいいのではないだろうか。

本来は、食べ終わったお客さんにカードを渡して「お通し」「前菜」「焼き物」「揚げ物」「メイン」「締め」「お酒」などその日のメニューについて点数をつけて貰えばいい。

けれどそれは面倒だ。
しかも食べログ族のように、気まぐれで価値観のバラバラな人の意見まで拾う必要もないだろう。
そのお店の「常連で、しかも多様な層のお客さん数十人」くらいでいい。
匿名でモニターになってもらい「自由な意見をもらえるシステム」を作る。
また他店で「よかった食材や酒の情報」なんかももらえるようにしておいたらいい。
食べ歩きが好きな人は情報量も豊富だから、思わぬヒントがもらえることもあるだろう。
 
案外頑固な料理人も、直接のお客の声は届くものだ。
スマホで使いやすいウェブサイトで、自由に意見や提案ができるようにしておけばいい。技術的にはカンタンだ。
思えば企業の転職事情などは、すでに「転職会議」とか多くのサイトでガラス張りになりつつある。
幅広く、ワンオペで営業しているような店主が使える「店とお客の交流システム」は需要があるのではないだろうか。
しばらくお店にインタビューしてみようと思う。