藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

電話というもの。

*[ウェブ進化論]対人コミュニケーションのこれから
三河の国は家康の時代から商売上手が多いと言われているが、若者が大トヨタグループを志望せずに起業し始めたという日経記事。
それはともかく。
携帯電話などに振り込め詐欺をはじめとする迷惑電話が掛かってくると警告を発するサービスを手掛けるトビラシステムズと、(以下略)
これだ。
これ。
 
今の若者は電話を好まずまずメールだ。
さらにカジュアルなLINEでも「既読」が分からないやりとりが好まれているという。
「押し付けがましくなく」「よりソフトに」「でも少しは(届いたか確認して)安心したい」という方向にコミュニケーションの道具は向かっている。

 そのうちに自分たちに似たアバター同士が会話してくれて、なにか気が付いたときだけ「リアル人間が話す」のではないだろうか。

アバター、山田さんにお礼を言っといて」といった具合に。
それもともかく。
 
電話のストレスのこと。
先の「携帯電話などに迷惑電話がかかってくると警告する」というのはある意味電話番号の監視につながる。
世の中の電話番号はこれまで「何の用途に使われるか」をなかなか捕捉しきれなかったが、ようやく「(広く)悪事に使われた番号」についてはかなり取り締まれるのではなかろうか。
 
こういうのこそ行政の仕事だろう。
何を以って悪事とするかはともかく、犯罪に使われているとか詐欺の勧誘などについては、あっという間に使用できなくできそうだ。
 
電話って知っている人からでも「何だろう」という潜在的なストレスがあるものだ。
知らない人からのものはもちろんだが、親しい人の間でもまだまだ改善の余地があるのだと思う。
 
 
さらば「寄らばトヨタ」 東海企業のIPOが急増
2019年7月5日 4:30
スタートアップ企業の誕生が少なく「新規株式公開(IPO)不毛の地」とまで呼ばれてきた愛知・三重・岐阜の東海3県で、異変が起きている。これまで20年近くにわたって日本全体の年間IPO件数に占める東海企業の割合は5%前後にすぎなかったが、今年1~6月には18%に跳ね上がった。「どえりゃあ事態」の背景を探った。

平成最後のIPOは愛知の2社

「平成最後の国内IPO」を果たしたのは、実は愛知県の2社だった。ともに上場日は4月25日。携帯電話などに振り込め詐欺をはじめとする迷惑電話が掛かってくると警告を発するサービスを手掛けるトビラシステムズと、中古車販売のグッドスピードだ。
「電話を使う特殊詐欺の被害は減っておらず、十分なニーズが見込める」。トビラシステムズの明田篤社長は東京証券取引所内で開いた記者会見で、こう語った。愛知の2社の上場セレモニーが相次いで開かれ、まるで兜町が名古屋になったような雰囲気だった。(以下略)