藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

最後の紙

*[ウェブ進化論]電子チラシ。
日経MJより。
昭和の伝統「折り込みチラシ」もいよいよなくなりそうだ。
その名も「Shufoo!(シュフー)」
チラシを挟む側の新聞といい、いつまで経ってもデジタル化されないものの理由は「利用者側にデジタル習慣がないこと」だ。
ついに80代の世代が携帯電話とメールを使う時代になり、さらに怒涛の「団塊の人たち」が主役になる。
 
紙チラシと違うのは、「リアルタイムの情報」を送れることとか、値段比較や検索が一発で出来ることとか、店長が状況を見ながら「よっしゃ!30分後にタイムセールです!」とかを近隣に対してやれることだ。
客が「半額になったらマグロを買いに行こう」とかいうこともできる。
店長は「あ、今日は値引きはやめておこう」ということもできる。
もちろんポイントも付く。
自宅で頼んで配達してもらってもいい。
決済もできるようになるだろう。
 
そしてそんな電子チラシも、毎日amazonから届くようになるのだろうか。
 
 
電子チラシ「シュフー」、アプリ刷新 店がブログ風発信
2019年7月6日 4:30
電子チラシサービス「Shufoo!(シュフー)」がチラシを超えた情報発信に力を入れている。閲覧数の9割を占めるスマートフォンアプリ向けに、ブログのように独自情報を投稿できる機能を春に加えた。位置情報やポイントなど小売店の販売を後押しするサービスが広がっており、デジタルの時代ならではの「次世代チラシ」を確立させ、より多くの消費者を契約店舗のファンに育てる。
シュフーのスマホアプリは4月に刷新した
デジタルを生かした小売店の販売支援策は広がっている。LINEは位置情報を活用し、決済やポイント戦略を組み合わせたアプリはセブン&アイ・ホールディングスなど小売りの巨人も手掛ける。
そのなかでシュフーは「価格に対する意識の強い消費者が、自分から希望して使ってくれている大きな情報基盤」(和田氏)との強みがある。小売店にとっては、情報をアピールしたい商圏の消費者に対し、正確に無駄なく接触できる利点がある。
シュフーと契約するのは小売店が中心だったが、飲食店や学習塾にも広がっている。自治体や警察署が広報誌を配信したり、出版社が雑誌の一部を試し読み目的で流したりするケースもある。アイデア次第で用途はまだ広がりそうだ。
(藤村広平)
[日経MJ2019年7月3日付]