藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

いま一番大事なこと

*[次の世代に]時代の終わりです。
内閣改造でのキャッチフレーズは「安定と挑戦」だという。
多分、国会って審議しなくちゃいけない議題が山のようにあって、しかも緊急度が高いやつがあったりして、さらには「実は当面は検討したくないヤツ」なんかもあって、それは世論の目も気にしながらや何やらで、実際にはかなり混沌としているのだと推測する。
 
「雇用・年金・医療・介護での具体策」なんてやっていたら30年くらいあっという間に経つだろう。
国民も自分たちのポジショントークをしてばかりでよろしくないと思うが、やっぱり政治家の問題だろう。
若い人の中にはそういう「本当のこと」を言い出す人もいて風向きが変わってきたと思うが、そういう流れを大人たちが聞く耳を持たねばならない。
「ワシの年金を減らすのか!」とか言っていても始まらない。
 
自分は一番大事なのは「教育」ではないかと思っている。
どうも(自分の幼少時と比べても)「これから生きていくために必要な価値観」が今ほどズレているのは初めてではないだろうか。
"もので豊かになる時代"を終えた、次の世代が新しい生き方を考えていく時代が来ているのに「それ」を促す仕組みができていないと思う。
で、愚痴っていても仕方ないので、身近でできることから始めたいと思う。
高齢者への支援とかも、そんな視点でしていきたい。

大人は身近な若者たちに「旧時代の終わり」を積極的に伝える必要があるだろう。

 

首相「社会保障改革、総力で」 再改造内閣が発足 全世代型へ新会議

 
首相「安定と挑戦」 第4次安倍再改造内閣
安倍晋三首相は11日、第4次安倍再改造内閣について記者会見した。顔ぶれを「安定と挑戦の内閣」と語り、「令和の時代の新しい国造りに挑戦する」と述べた。
第4次安倍再改造内閣が11日、皇居での認証式を経て発足した。安倍晋三首相は首相官邸で記者会見し、社会保障改革に関して「関係閣僚の総力をあげて全世代が安心できる社会保障制度を大胆に構想する」と述べた。来週にも新会議の初会合を開く考えを表明した。憲法改正自民党が主導して国会で議論進展に取り組むことに期待を示した。
第4次安倍内閣での改造は2018年10月2日以来、約11カ月ぶりだ。元号が令和に変わって初の内閣改造となった。
首相は麻生太郎副総理・財務相菅義偉官房長官以外の17人の閣僚を交代させた。初入閣は13人で、12年の第2次安倍内閣発足後、最多となった。首相は「安定した土台を維持し、老壮青で令和の時代の新しい国づくりに挑戦する。安定と挑戦の内閣だ」と語った。
子どもから高齢者まで後押しする全世代型社会保障改革に全力で取り組む姿勢を示した。西村康稔経済財政・再生相に全世代型社会保障改革相を兼務させる。厚生労働相は自らに近い加藤勝信氏を再登板させた。新設する検討会議は首相が議長を務め、西村氏や加藤氏、麻生氏らで構成する。
雇用・年金・医療・介護など幅広い分野で具体策を検討する。雇用制度では「70歳までの就業機会を確保する」と強調した。中途採用の大幅な拡大と共に高齢者が働きやすい環境を整える。年金では「年金受給年齢の選択肢を拡大する」と述べた。70歳までとなっている年金の受け取り開始年齢を75歳まで選べるようにするしくみをつくる。
10月の消費税増税は予定通り実施する考えを改めて表明した。「世界経済が抱える下振れリスクが顕在化すれば機動的かつ万全の政策対応をする」とも語った。飲食料品の税率を8%に抑える軽減税率に関し「導入の準備に万全を期す。十二分な説明を心がけたい」と述べた。
憲法改正は「困難な挑戦だが、必ずや成し遂げる」と強調した。10月4日召集予定の臨時国会で「憲法改正原案の策定に向け、自民党憲法審査会で強いリーダーシップを発揮していくべきだ」と述べた。国会発議に向け「与野党の枠を超えて活発な議論をしてもらいたい」と呼びかけた。
首相は衆院当選4回で38歳の小泉進次郎氏を環境相として起用した。「若手ならではの斬新な発想での取り組みを期待する」と述べた。続投した菅氏や自民党岸田文雄政調会長のほか、茂木敏充氏を外相、河野太郎氏を防衛相、加藤氏を厚労相と重要閣僚に置いた。ポスト安倍候補を競わせる布陣を意識した。
自民党は11日の臨時総務会で新役員を決めた。二階俊博幹事長と岸田政調会長森山裕国会対策委員長を再任し、改憲論議の前進に向け安定を重視した。総務会長は鈴木俊一氏、選挙対策委員長には下村博文氏が就いた。