藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

不動産の逆転(2)

*[ウェブ進化論]都会の魅力の再定義。
中央官庁に近いとか、無数に新しいお店が生まれてくるとか。
大きなイベントが常に開かれているとか。
さらに(やっぱり)仕事が中心で、会社は都心にあるのだからとあまり疑いもなかったのだが…
そんな街中が便利だからと都会に住む。そう思っている人が多かった。
 
いざ仕事に「通勤」が前提ではなくなり、周囲を見回してみればずい分ストレスのかかる生活をしていることに気がついた。
どんどん高く、狭くなる都心のマンションを批判する声はあったけれど「みんなの価値観」がそっちを向いていた。
多分戦後ずっとだ。
 
そんな熱病が去ってみればようやく「"都会か郊外か田舎か"を真剣に考える時代」が初めてやって来るような気がする。
 
一度には変化しないと思うが、徐々に「都心の2LDK+Sで7000万円? やめたやめた」という人が増えてくるのではないだろうか。
不動産神話が初めて崩れる時代の変わり目である。