藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

攻めの筋

*[ウェブ進化論]結果がそれ。
イノベーションと人はいう。
既存のしがらみを廃 し、ダイナミックに新しいことを考える、と言うのは一見正しいやり方に見える。
けれど"突飛な思いつき"ばかりを追いかけてばかりいては「積み上がる」ものがない。
新しいことばかりを追いかけて、振り返ると「何もないな」と思ったことは一度や二度ではない。
 
「新しいアイデア」に出逢うと、つい追いかけたくなってしまうものだが 「自分の目指す方向性」との調和を考えないと徒労に終わることが多いと思う。
「儲かる」「ビジネスになる」という理由で手掛けたものの続かなかった経験はないだろうか。
イノベーションばかりが語られるけれど、それが目的になってしまうと「それ」に取り憑かれてしまう。
素人が投資を考えるうちに「投資そのもの」が目的になっているのはよくある話だ。
 
それが目的じゃないイノベーションを考えたいと思う。