藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

はたらく限り

*[ウェブ進化論]人材のふしぎ。
人材紹介の仕事をしていてつくづく思うのは、リクルートと言う会社の凄さである。
いろんな企業が人探しをする中で、お金のある大手はまず同社の媒体を使用している。
 
人材紹介という江戸時代以前からあるクラシックなビジネスだが、それをまだITも普及せぬ60年も前から始め、さらにネットがこれほど普及してもなお成長を続けている。
 
実際に転職をしたい人たちは、今の時代ならいくらでも自分で直接会社にアプローチできるはずなのだが、しかし人材紹介とか募集媒体というのはなくなる兆しはない。
 
AIが人材紹介エージェントを完全に代替すると言う話も聞くが、果たして400年以上も続いてきたこのビジネスの形態が本当にITに置き換わるだろうか、と疑問に思う。
"人が人を雇う"という仕組みがある限り、こうした「人材ビジネス」はずっと続くのかもしれない。
そう「仕事をしなくなる日」が来るまでは。