藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

航海術

*[経営]現場の力と。
生涯、客の前に立ち続ける料理人はいるけれど、オフィスワーカーになってしまえば50歳を超えて現場に出る機会はあまりない。
自分は昨年から福祉や営業の現場に身をおくことにしているのだが、やはり数十年ぶりに「現場の力」を強く感じている。
事件は現場で…ではないがやはりヒントは現場の中にあるものだ。
 
現場の接客やスタッフの人たちと触れ合うことで、デスクに座って数字だけを見て分析や推論をしているのとは全く別物である。
かといって100%現場にだけいれば良いと言うものでもない。
 
現場を知りながら戦略やビジョンを考えること。
現場感覚を失わずに、どれだけ大きな先を考えることができるかが航海のコツなのではないだろうか。