藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

知恵で生きる

*[次の世代に]リスケジュール。
気がつけば自分ももう50代後半で、仕事の集まりに参加しても最年長のことが増えてきた。
思えば独立したての30年前は、いろんな集まりでも最年少の部類だったことを思い出す。(遠い目)
そしてその20代のころの集まりにいた先輩たちは、もう誰もいない。
つまりそういうことなのだ。
仕事の主役の年齢と言うのは、長い人生のたった2-30年の出来事に過ぎない。
 
人生が100年時代なのだとすれば、7割がたはそれ以外で過ごすことになる。
働き、自分が活躍して「旬な時代」だったというのは実は人生の3分の1もない。
むしろその前後とか、さらに長いリタイヤ後の生き方を充分考えておく必要がありそうだ。
「働いて終わり」の時代ではなくなってきた。
働き方改革」と言うよりは「生き方改革」の時代だ。
そんな人生の後半戦には「若さ」がない。
これまでにない生き方の知恵が必要なのだと思う。