藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

生産しているか

*[次の世代に]自分の成果は。

昨日、7つの習慣よろしく「自分に適切なことで悩もう」と書いたけれど、「杞憂」も困るが「評論家」も困るというお話。

7つの中に「影響の輪と関心の輪」というのがある。

環境問題を考えるのはいいことだが、自分は天気を思い通りに変えることはできないし、コロナウィルスのワクチン開発に貢献することも難しいだろう。

 

世の中のことが「なぜそうなっているのか?」を知り考えることは大事だが、「そういうこと」ばかりに気を取られていると、まるで時事評論家のようになって、ただあーだこうだ言っている間に歳を取ってしまう。

 

ネットはそういう魔性を持っているので、意識して離れて「いま為すべきこと」を考える時間が必要だ。

平均寿命は伸びているが、ネットに喰われている時間は、それ以上に多いのではないだろうか。

 

ここ30年であっという間に「パソコンとネットなし」の仕事はなくなってしまった。

そんな中で本当に「自分のしていることは社会として成果が上がっているのかどうか」を考える。

情報をつかみ、ただ右から左に流しているだけのような錯覚を覚えるのは自分だけだろうか。

 物作りと違って今の仕事は目に見えにくい。

自分はなにを生んでいるのか、ということを意識する必要があるだろう。