藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

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*[ウェブ進化論]確実に分かっていること。
野村総研NRI未来年表2021-2100 というのがある。
日本や世界の色んな予測が列挙してあって「ホウ、未来はこんなものか」と先を眺めているようで楽しい。
 
あらかじめ決まった正解がないと言われる時代の中で、かなりの労力をかけて作られた、こうした「統計的な予測資料」の重要性は今が一番高まっているのではないだろうか。
「これまで」の昭和と平成では、時代の方向性とか成長の軌跡は"割と直線的"だったけれど、コロナの影響もあって自分たちの価値観もかき混ぜられているようだ。
 
未来年表も全てが実現するとは限らないが、少なくとも「2030年から全都道府県で人口減が始まる」とか「2029年で中国の人口がピーク(14.5億人)に」とか「2056年に世界人口の半分はアジア人(52.7億人)になる」とかいう辺りはかなり現実に近そうだ。
 
2100年までをじっくり眺めてみて、今の原点に帰ってみるのもいいのではないだろうか。
ちなみに年表には1945年〜のものも付いている。
できれば明治から「先達たちが何をしてきたか」も一緒に眺められれば面白いヒントがさらに閃くかもしれない。
 
占いよりはよほど面白い。