藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

逆境を使う

*[次の世代に]

最近よく思うのだが「あえて危ない辺りに近づいてゆく」ということが大事なのではないだろうか。

何も歌舞伎町に潜入調査するという話ではない。(それもいいけど)

一般社会で働いていると、普通はどんどん「失敗しない方向」へと動いていく。

もちろん「うまくいくようにする」というのは全然悪いことではない。

むしろいいことだ。

逆に皆が皆、失敗しかしなかったら、社会は成り立たないだろう。

 

けれど、けれど。

「あえてヤバそうなところ」へ行かなかったら、果たして自分たちにその先はあるだろうか。 

「正しい方向」を常に自分たちは目指す。

普通はそうする。

 

けれど「新しいことへのチャレンジ」はそういう「正解」が見えないことが多い。

つまり「安定ばかりに身を置かないこと」というのは「未知へのチャレンジ」ということと置き換えられそうだ。

 

だからあえて「分からないもの」「まだ認められていないもの」へと近づいてゆく。

それで怪我することもある。

けれどそこにしか"次"がないことも、自分には感じることができる。

 

チャレンジは、ただ冒険心だけがさせているのではなく、「生き残りの本能」がそうさせているのではないだろうか。

て、そうはいいながら「新しい場所」へ行きたくて仕方がないのだ。

で、それが使命なのか、本能なのかはもはや区別しにくい。