藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

依存の覚悟

*[ウェブ進化論]デジタルの信頼。

頼まれていたプレゼンの資料をパワーポイント で作り出していた。

久しぶりで、テンプレートの作り方とか、新しい昨日などに戸惑いながらもスライドを20枚ほど。

 

一段落して、データを保存してPDFで送る準備をしていた矢先。

どうもパワポの挙動がおかしい。

何かデータが「すべって」いる感じだ。

慌てて再度"保存"して見てみると。

なんとそこには「テンプレート一枚」しか残っていない。

 

バクバクと動悸が上がってくる中、いやまてまて。

消えたように見えても、ちゃんとどこかに残っているはずだ。

これまでにもあったことだ。

 

順番にハードディスクを調べていくが、形跡はない。

あれほど途中途中で「保存ボタン」を押していたのに。

ちゃんと気を使っていたのに。

ややこしい図形やアニメは使っていないのに。

・・・

そんな恨み言をいいながら、正気に近づく。

「今十時だから、"まっさら"からやれば多分二時間くらいで終わる!」

で作業終了は午前0時半。

思い出しながらスライドを再生するうちに「あ、これはいらないないな」とか「ここは省いてしまおう」と編集しながらで20枚のスライドは12枚になった。

 

ファイルの破損があったことで、結果的にはスッキリとまとまったわけだが。

どんどんペーパーがなくなる中、デジタルデータの保存には「注意しろよ」と言われた気分だ。

 

凝れば凝るほど、失うものは大きい。

「あまり凝らない」というのも工夫の一つだと思う。