藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

いちばん身近な媒体

*[ウェブ進化論]メモというカテゴリー。
手帳とかカレンダーとか。
あらゆるビジネスツールがデジタル化する今。
自分は、なぜかメモ帳だけは小さなノートを常時使っている。
人の「脳と紙の関係」だろうか、それともただ「クリックしないで到達できる手軽さ」からなのか。

そう考えるとスマホもPCも、画面が万能すぎてそれこそ”千変万化”する。

でもそのためには「タブを探してクリック」とか「ウィンドウを切り替えてエンター」とか、必ず"1アクション"を伴う。
メモ帳にはそれがない。
それが。
 
もちろん電源もありませんし。
ただそこにある紙。
検索性はそれほどないですが、ってパラパラ捲るだけだが、

案外「それで十分な情報のカテゴリー」があるのじゃないだろうか。

 

もっと大事な情報なら、メールやファイルを作って保存したり。
いわゆる”メモ”の世界は「最もアナログ側」のメディアとして、これからも残っていくだろうと予想する。
書類の無くなったオフィス。
でもただ一つ「手帳メモ」だけは携帯されている。

この「最後のアナログ媒体」がなくなる日が来れば、いよいよ人類は「紙媒体との離別」をすることになるかもしれない。

 

それにしても「紙をめくる心地よさ」をデジタルが越えるには、もうしばらくかかるのではないだろうか。

シャカシャカ。