藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

春の到来

*[ウェブ進化論]DXと共に去る。

最近はDX(デジタルトランスフォーメーション、て"X"はtransの略らしい)の話題を目にしない日はないくらい、世の中はデジタル化に湧いている。

そしてそれを進めている人たちの顔ぶれを見ると、みな三十代だ。

"自分が社会人になったころ(1985年〜)に生まれた人たち"が主役になっている。

もう世代交代というよりも「別世代」だ。

 

そして彼らの動きを後押ししたのはコロナ騒動である。

それまで"大人たち"がグズグズと理屈をこねて進めてこなかった「法律」とか「商習慣」とか「常識」などが吹き飛んでしまった。 

そう。

もっともらしい大人の理屈なんて、実は何者でもなかったのだ。

それに気付いてからの若者の行動は目覚ましい。 

もう大人の「できない理由」は関係なく、どんどんやりたいことをデジタル化していく。

営業だろうが、間接部門だろうが、法律だろうが税務だろうが関係ない。

「聖域なきデジタル化」は若者の独壇場なのだ。

 

大人たちは、自分たちの思うことが「老害そのもの」で、いかに若い人たちの自由を抑圧してきていたのか、ということを反省する時期に来ている。

 

そしてせめて、余計な口出しだけは謹しんでもらいたい。

静かに退場して行きましょう。