藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

いろんな正解の時代(2)

*[ウェブ進化論]成長ありきではなく。

日本人の幸福度が高くないのに、客観的にはかなり豊かな日本。

人口の減少や高齢化を憂う人が多いが、果たしてそんなに悪いことなのだろうか。

ここはひとつ「"一周回って"イチ早い成熟した社会モデル」を作ってはどうかと思う。 

 第一今の若い人たちに申し訳ない。

なんか老後資金とか年金がどうとか。

そんなことを話題にするだけで大人の恥だと思う。

なんとかせいや、と言うわけで昨日の幸福度の話の続き。

 

物質的な豊かさには、どこまで行っても限界があるから「実はそんな昭和な感性を洗い流しましょう」というのが令和のトレンドだと思う。

でそうした感性に最も近いのは今の二十代以下だろう。

自分の世代は昭和40年代に「シラケ世代」という、それこそシラけた命名をされた世代だが、それは「昭和の価値観が正しいのだ」という、超ステレオタイプの価値観だったと思う。

その後も「新人類」とか「ゆとり世代」とか「Z世代」とか、色々若者は揶揄されてきたが、それを言ってたのは全部"その時代の中年たち"である。

何も気にすることなんてない。

 

そして平成の30年を経て、今は「脱昭和」こそがトレンドだと思う。

今権力を持ち、富を蓄え、政治を担っている「大人たちが説く原理」に惑わされることなど何もない。

そして、彼らが鬼籍に入るまで待つこともない。

 

史上最も豊かな時代に、「自分たちなりのこれから」を自由に思い描けばいいと思う。

大人の考えは、疑ってかかりましょう。