藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

よくなる極意

*[次の世代に]チャレンジせずにある後悔。

「死ぬ直前に後悔すること10のこと」というようなタイトルの本があるけれど、どれにも「やろうと思ってやらなかったこと」というのが書いてある。

なるほど。

けれど"無いものねだり"で、もし「それ」をしていたら、その先はどうなっていたか分からない。

詮無いこととも思える。

ただ確実に思うのは「熱中していなかった時間を偲ぶ」という感覚である。

まあ無為に過ごしていた時間の後に、時間の大切さを知って「その後の生き方が変わる」ということもよくある話だが、「楽しくない時間をいかにして減らすのか」というのは、特に若い人の重要なテーマではないだろうか。

 

自分の場合は学生時代に、勉強とか受験に何の楽しみも見出せなかったこととか、

無為にパチンコや麻雀などに耽っていた自分に「キミはそれで本当に楽しいの?」と一言聞いてやりたい。

受験勉強や大学の授業の中で「やりたいことをひたすら考えてみよ」と言われていたら、もう少しはマシな大人になっていたような気もする。

ただ色んな失敗の経験者として言えば「その次」に何かする気がありさえすれば、どんな失敗も栄養にはなる、ということだ。

失敗を次につなげる。

そして何度も失敗して、それを繰り返す。

そうすると必ずいいことがあるだろう。