藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

突き詰める習慣。

*[七つの習慣]違和感、放置せずまず記録を。

例えばアベノマスクが余っている、というニュースを見ていて「ばっかみたい」と一蹴して忘れてしまうクセがついてしまっているが、よくよく考えれば原因はあったはずだ。

どうも一人か二人の発案から始まったらしいが、そうした失敗の原因こそ突き止めておく必要があるだろう。

人は愚かな生物だからこそ、起きた愚行についての「原理の究明」がその後を左右するのだ。

 

それはともかく。

同様のことは何も政治だけではなく自分たちの日常でも起きている。

例えば「昨日の商談は何かうまくいかなかったな」とか「この間の飲み会、何か盛り上がらなかったな」とか「昨晩のあいつ、何か元気なかったな」とかいった"軽い違和感"こそが大問題を突き止める発端なのだ。

自分たちは日常、たくさんの「そんな感情」を感じている。

単なる受け答えでも「あれっ?」と感じることはあるだろう。

けれどいちいち「この原因は?なぜだろう?」と考えていては時間がない。

ネットで情報が氾濫するあまりか、自分たちは違和感をスルーすることに慣れすぎてしまった。

そういえば数年前「スルー力」がよく話題になっていた。

政治もそうだが、日常の違和感に注目してみてはどうだろうか。

何か自分についても大きな発見につながるような気がする。