藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

人がする仕事(1)

*[ウェブ進化論]自動化できないもの。
AIにとって代わられる仕事(この"代わられる"という表現のニュアンスが何か哀しみを感じさせる)というのが、今でも話題になるけれど。
個別に専門職がどう、事務職がどうというよりも

要はAIやロボットで自動化するよりも、「人がやったほうが安くつく仕事」だけが残り得るのではないだろうか。

すでに契約書の分析をかなり詳しく自動化するソフトも市販されているし、恐らく「かなり専門的な領域」まで自動化は進む気配だ。

そしてもう、食堂のウェイターなども、少し高くてもロボットに変わったり、人がいないセルフ方式になったりしている。
「機械化したほうがどうしても高くつく仕事」ってなんだろうか。

そして

「味がある」とか「人情とか人間味がないと」という"情緒100%の理由"がいつまで残るのか、果たして残れるのか、自分はかなり懐疑的にみている。

 

予想されない例外的なこととか、プログラミング(あるいは機械学習)しきれないことは起こり得る可能性があるので、"人は完全にゼロ"にはならないかもしれないが、広ーい店舗に「厨房とホールにロボットが数台と人間が一人」みたいなことは早晩実現してしまうだろう。

 

高級鮨屋の対象も、そのうち「何か」の時に備えて、ただロボットたちを見守っていればよくなるかもだ。