藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

気持ちの話

*[ウェブ進化論]中心が変わる時代に。
よく投資の話で、「お金に働いてもらう」という表現をよく聞く。
効率よく不動産などに投資して利回りを指向するというものだが、けれどお金は「自分自身」に気持ちがあるわけではない(むしろない)ので、当たり前だが「決まった場所に移動して」そこの仕組みにただ従っているだけだ。
それに比べると、人は明確に「気持ち」を持っている。
そして大抵の「仕事とか人間関係」というのはこの気持ち次第で大きく結果が変わってくるものだ。
お金の投資は自分次第でテクニックの巧拙が結果に出るものだが、人への投資はどうだろうか。
「理念」とか「使命感」とか「気持ち」とか。
そんなものが投資の"源泉"とも言えそうだ。
お金と違って人の場合は、すぐに何十倍にもなったりはしないし、しかもただ放っておけば大体気持ちも醒めてくるし、厄介なものだけれど、その代わりに、上手くいけば結果が何倍も変わってくる事はざらにあるものだ。

それこそ「0と1」くらいに差が開いてくることもある。

 

人への投資について、「気持ち」を中心に据えて考える時代が来ていると言えそうだ。