藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

40代に告ぐ

*[ウェブ進化論]人間八十年。

半分の気持ち。
「コップの中の半分の水」のたとえがあるが、自分たちはどうも"ちょうど半分"より上か下か、あたりが一番気になるらしい。

つまり半分を下回り始めたら残りが心配になるというわけだ。

そして人生長く、百年時代といわれるが、やはり半分を切ったあたりでとても残りが気になると言うことを自分で実感している。

「半分から先」が木になるなんて人の妙な心理だとも思うが、実際に体験してみるとなるほどと納得できるものがある。

でそれはともかく。

それならば。

人生を「80年」と仮定してみて、そしてできれば40歳のころに「残り半分の気持ち」になってみるといいのではないか。

そうすると40歳というまだ若いうちに「半分の感覚」に気付けるかもしれない。

この十年の差はかなり大きい。

実際、人生百年時代とはいえ、最後の20年ぐらいはどれほど社会参加が出来るかもわからないし、80歳を過ぎてバリバリと働いている人は少数派である。

 

リアルに80歳くらいをリミットと考えてみるのは賢明ではないだろうか。

三十代で「もうすぐ後半」と思うのもいいことだと思う。