*[ウェブ進化論]予想は必ず反転している。
それにしても「自分が見て知っている過去」だけをみてもどうにもヘンだ。
例えば四十年も前に「プログラマー不要説」というのが堂々と新聞記事に出ていたし、プログラマーだった自分も「何か違うことができないと失業してしまうのか」とリアルに恐怖を感じていたのを思い出す。
今や60代のプログラマーはたくさんいるし。
さらに、それが2020年の政府の発表では"2030年に79万人のエンジニア不足になる"という。
うそやん、あれ。
いや嘘というか、自分たちは、何か根本的に先を見誤っているのではないだろうか。
プログラミングは全て自動化される、という噂だったがその「自動化のためのツール作り」のためのプログラマーが大量に不足している。
なにそれ。
コンピュータやAIの利用範囲も広がる一方で、性能の向上もあって「人の仕事のデジタル化」はこれからが佳境の感じがするくらいだし。
そういえば「ペーパーレス」というのは1970年にゼロックスがきっかけで提唱されたらしいが、現実には日本の紙の使用量は世界トップクラスらしい。
おいおい。
プログラマーはなくなるどころが払底し、デジタル化を進めれば「ますます人が足りない」という現実について自分たちは何かを学ばねばならないのではないだろうか。
確実なのは「自分たちの予測は、かなりの確率で大きく外れる」ということだ。(苦笑)