藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

これからデジタル(3)

*[ウェブ進化論]あえて人がやること。

プログラミングとかペーパーレスとか。

これまで自分たちは多大な労力を費やして未来を予測し、そして大きく外してきた。

この事実は重い。

最近では超高齢化の影響で「介護人材が2040年に69万人不足する」と厚労省が発表しているが果たして本当だろうか。

過去の予測実績を見ると「外れ」のような気がする。

介護業界をみても「人間じゃないとできないこと」はほぼ見当たらない。

自動車のアセンブリ工場でクネクネ動くロボットを見ていると「介護ロボ」の活躍する日は近いと思う。
移乗の介護も排泄や入浴も、間も無くロボットが代替してくれるだろう。
時間とコストだけの問題である。
介護スタッフの人件費が年間360万円として、(5年償却ならば)"1800万円"で介護ロボが作れれば、あっという間に代替は進む。
排泄ロボとかお食事ロボとか、リハビリロボとかが瞬く間に登場してくるのではないだろうか。
 
ロボット化の波は今の「どこか長閑(のどか)でひなびた人の仕事」を一掃し、改めて「人がやるべき仕事」を再定義するだろう。

ベーシックインカムがあれば、人はなにをするのか? という問いの反対で、「むしろ人が手掛けよう」という仕事を自分たちは見つけていくのではないだろうか。

 

「名料理人の手仕事」は、できれば残ってもらいたい、なんて思ったりする。