藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

さらに深める(2)

*[ウェブ進化論]経験値の上げ方。
知識はネットや書籍を使ってどんどん増やすことができる。
けれどそうして増えた知識をどんどん重ね合わせて、新しいものに作り上げていかないと「その実は知っているだけ」ということになってしまう。
「これ知ってる?」の価値はどんどん下がっている。
ということは、つまり頭の中でどんどん「考えのレベル」を上げていく事は可能だ。
 
一方、ところが「経験」についてはどうだろうか。
経験は頭の中だけではどうにも増えていかないものだ。
いくら戦国時代を研究しても戦国武将のように戦えるようにはならないし、いざというときの決断も書物で勉強しただけではなかなか身に付かないように思う。
 
では経験はどうして積んでいけばいいのだろうか?
多分、正解は「実際に経験すること」でしかないけれど、そこに一捻り「両輪のように知識を入れながら」あえて実践していくと言うようなことではないかと思う。

つまり経験しながら分析する、という感じである。

水泳や自動車の運転などと同じで、知識を入れながら手足を動かす、ということが上達のコツなのではないだろうか。
自分の経験値が上っているか、上がっていないなら何故なのか? を考えてみるのはどうだろう。
 
きっと「経験」か「知識」のどちらかが足りない。