藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

原点から始める

*[ウェブ進化論]やる気がある人たちと始める。
たとえば劇団とか、部活とか音大とか。

「これからやりたいことを漠然と探す人たち」ではなく。

すでにやりたいことがある人の自立支援グループという感覚の集団たち。
で何がいいたいのか。
 
コロナ騒動の後半だった去年あたりからビジネスの世界では「理念経営」とか「ミッション、ビジョン、バリュー」というワードが頻出するようになった。

何を今ごろ、というのではなく。

ここでも実は、価値観は「一周回って」いるのではないだろうか。

昭和の高度成長期では、企業ごとの個別の理念などなくても「ひたすらの成長」が共通のワードだった。
それがなくなった今、改めて「なんのための会社なの?」ということがようやく問われてるのだとすれば、まあ正常化の過程なのだと思えなくはない。
 
そこで「自発する集団のこと」が頭に浮かんだ。

"動機づけ"とかはそれほど要らず、そもそも共通の目的のために集まっている。

敢えて言葉にしないでも、それぞれにはっきりとした夢がある。

お互いの役割は色々とあるけれど、目指す方向性に違いはない。
 
企業経営も「仕事ありき」でそれから理念や目標を形にするのではなく「はっきりとした夢」を最初から中核にするのがこれからの常識なのだと思う。

 

目的なく稼ぐ、というのは実は大した意味はない。

そして続かないだろう。