藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

プロセスと結果をみる

*[次の世代に]苦痛はそのための過程。

偉人の成功物語にはよくある、「自分にプレッシャーをかけ続ける」話。

なんでそんなことを、とも思うがビジネスマンでも芸術家でも学者でも、稽古事をする人たちは、大概が「そんな人たち」である。

なぜにそんなマゾなのか? と言いたくもなるがそうでもない。

多分、そういう人たちというのは「負荷と成長」を意識して楽しめているのだ。

ただただ自分に負荷をかけ続けたいわけではなく、その負荷には「もれなく成長がついてくる」ということを体感している。

 

つまり「そういう循環」をすでに身につけているのだ。

だからお金だけで動くわけでもなく、名誉や地位で動くわけでもなく、恐らく純粋に「自らの成長とその先」を見ているのに違いない。

 

人が長く生きるということは、「人生山あり谷あり谷あり」で、否応なくいろんな経験を積むことになる。

そして大きなプレッシャーがかかるようなときには、実に重苦しく鬱陶しい感じを持つことになってしまう。

けれど、それとともに

もしこの重苦しさが解決されたときには、「どれほどの経験値が自分には備わるだろうか」と同時に思えるようになってくるのだ。

 

苦痛の時に苦痛を見ず。

その先に成長を見たい。