藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

必ず行く道

*[7つの習慣]現役の終わりをイメージすること。

今日はクリッターカントリーから投稿しています。


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来年には還暦になると思うと自分で驚くばかりだが、70歳を超えた先輩に聞くと「その重みは60歳の比ではない」とのこと。

人は生まれてから一直線に死んでいくのに、どうしてその「ごく自然」なことを嘆いたり、やたらに振り返ってみたりするのか面白い生き物だと実感する。

 

学生のころ親の庇護から離れて「早く社会人になりたい」と言っていた友人たちは、リアルに迫る定年を前にして「自分たちは何をしてきたか」を反芻する時期に差し掛かっている。

それに追い打ちをかけるように、コロナ禍が落ち着いて聞こえてくるのは「中高年の大量リストラ」の本格化だ。

これまでは中小企業の会社が倒産し、それが契機で職を失うというのが多かったが今は超大手と言われる企業のあらゆる業種にリストラが広がっている。

自分は経済成長至上主義ではないが、企業の「稼ぐ力」が実際に落ちてくると、盤石の大手企業も「生き残るため」には止むをえないようだ。

 

これからはそんなことが常識になるだろうから、60歳以下の自分たちももっと若い人たちも「これまでの常識の遷移」をしなければならないだろう。

文字通り"生き残り"という発想が古くさい。

生きるか死ぬかという発想から離れて「どう生きるか」ということだ。

特にサラリーマンを終えてからの過ごし方は「自由だけれど、自己責任」ということになる。

 

なのでその準備はかなり若い30代くらいから、色々と考えて準備しておいた方がいいだろう。

マルチスキルとか、やりたいことを複数見つけておいて「まるで趣味のように」事前に備えてから定年を迎えるのが理想ではないかと思う。