藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

フラット化の中で(1)

*[ウェブ進化論]フラットな世界の過ごし方。

フラット化する世界が出版されてからもう12年が経つ。

この12年を検算すると、著者が「グローバルリゼーション3.0」と名付けた改革はまったくその通りに進んでいる。

本当に時間も空間も「境目のない時代」にはますます"行きたい方向"とか"やりたいこと"が重要になってくるということだ。

 

平日も休日も昼も夜も切れ間なく仕事や、外部とのコミュニケーションは続いていく時代になった。

なのでますます「やりたくないことや徒労に思えること」を遠ざけないと、マインドがもたないだろう。

つまりフラット化する世界とは"どれだけ自分のやりたいことをやる世界か"ということなのだ。(著者は個人のイマジネーションと表現している)

 

ところで、そして人と関わって生活をしていると、やりたくない事をゼロにするというのは不可能に近い。

なので意に沿わない出来事は、どれだけ短時間で終わらせるのかといったスキルが求められるだろう。

フラット化する世界の中では、自分で「見えない境目」を作ることが必要になるのだと思う。

(つづく)