*[ウェブ進化論]持続のための信頼関係。
SDGsとか、何か新しい概念のように捉えられているが今は昔。
自給自足や「村落で自給していた時代」は、それはそれで「究極の持続性」があったはずである。
それがお金が発明され、貧富の差が生まれて「分業の時代」が始まってどんどんおかしくなりだした。
衣食住や薬とか、どんどん便利なものが手に入るにつれて「どんどん富が欲しく」なったのだ。
そんな分業は、とうに地域を超えて国も超えて現在に至っている。
サプライチェーンというものを作ってしまったから「持続可能性」は究極まで下がってしまったのだ。
自分などは鉄も繊維も作れないし、米一粒も育てたことがない。
そんな「持続可能性が極端に薄い世界」から少しは元へ戻しましょうよ、というのがたまたまSDGsという「振り子の戻り」で注目されているのだと思う。
少しはサスティナブルに、ということを「どこまでサスティナブルにするのか」はもっと大きな視点で議論する必要がある。
ジェンダーや貧困や気候変動の問題は、企業が自分たちでする努力以上に国とか地域単位でパートナーシップを主導する必要があるだろう。
いろんな国や企業が自分一人でSDGsをテーマにしても、その根本が計画できていなければ、結局は身を結ばないのではないだろうか。