藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

登り続ける人と、水着の規制とか。



更新され続ける水泳界の世界記録と、新素材水着。
ついに国際水連総会がラバー素材を認めず、織物製に限定するという。


ここしばらくの駆け込みラバー水着、はどう対処されるのか。
スポーツと、その限界地点の技術開発には、よくこんな悲しい比較が必要になるようだ。
みんな全裸で泳げばよさそうなものだが、そういうものではないらしい。


この時代、ひたすら人工の塔、遺跡や岸壁を登る彼(エイリアン・ロバート)を見て、なにかひた向きなものを感じたのは自分だけだろうか。
ただ、ひたすら登るのだ、と主張する彼はたとえようもなく神々しく見える。

競泳水着、来年から織物製に限定へ=国際水連総会が米国案可決
 【ローマ時事】競泳の水着に関し、国際水泳連盟(FINA)が来年から織物素材のみを認可する新規定を導入する見通しとなった。ラバー系素材など、織物でないものは禁止される。
 FINAは24日、当地で開いた総会でこの問題などを討議。水泳専門のサイト、スイムニューズによると、非公開で行われた総会では米国が織物製に限定する案を出し、参加した180以上の連盟中、7連盟が反対しただけで可決されたという。米国案は水着の形状についても、ボディースーツ型などの禁止を求めており、今後はFINA理事会が細部を詰めて新たなルールを定める。
 競泳の水着に関しては、昨年の北京五輪で周囲を席巻したスピード社のレーザー・レーサーに対抗するため、各メーカーが素材や形態を改良する開発を本格化させた。男子背泳ぎの入江陵介(近大)をはじめ、今年に入ってラバー系素材を着用した選手が快記録を連発。その後のFINAによる水着審査の末、入江を含む一部の記録が公認されない結果となるなど、混乱が続いた。
 来年からラバー系などが禁止となれば、当地で開催中の世界選手権でマークされた新記録が、当分の間破られない可能性が大きい。
 FINAは23日、今回の総会で決める水着の新規定については28日に発表する方針を明らかにしている。