藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

運命の正体(1)

*[ウェブ進化論]後からたどるもの。 この世の出会いは必然かそれとも偶然か? という話。 よくある問答である。 一体「運命」とはなんだろうか。 自分という「虫」を天界から眺めてみれば、"ある阿呆の一生"のようにただ生まれて生きて死んでゆくだけに見える…

最高の気分(2)

*[ウェブ進化論]ギアチェンジを考える。 仕事でも遊びでも、何かを始める前に心の準備をしておこう、という話の続き。 例えば自分の場合は外出する直前に風呂に入ると、気分的に気持ちよく過ごせたりするのだが、 そんな自分のマインドセットを準備するコツ…

最高の気分(1)

*[ウェブ進化論]心の準備も。 旅行もそうだが映画でも動画でもスポーツ観戦でも。 「そういう時間を過ごすのだ」という事前の気持ちの準備があるのとないのでは心理的な満足感がとても違うということに気がついた。(今ごろ) キーワードは何でも「なんとなく…

2割の効用(2)

*[ウェブ進化論]いろんな2割に。 Googleは「2割の時間を本業以外に使うこと」をスタッフに指示しているという。 本業にばかりかまけるな、ということだ。 自分はGoogleにはいないが、仕事では意識してみたいと思う。 それはとかく。 この"2割ルール"は実は他…

2割の効用(1)

*[ウェブ進化論]あえて行動から始める。 Googleはオフィスで雑談や休憩ができる空間を重要視しているという。 最先端の会社が「冗長さ」を大事にしているというのはサラッと聞き流せない事実だと気が付いた。 「仕事の時間の20%は本業以外のことに使え」とい…

ひとまずの最終

*[ウェブ進化論]デジタルのもう一歩。 もはや仕事をほぼスマホで済ませている、という人もかなり多いと思うし、ネットでの買い物はおろか大学生の卒論もスマホで作成するらしい。 パソコンは論文の執筆とか大量のデータ集計などに特化したデバイスになるよう…

動く若者

*[ウェブ進化論]逆転の構図。 以前日経の記事で「会社と社員 変わる力学」という連載があった。 若者たちが"タイパ"に目覚めて成長できない大企業から転職する例が増えているという。 ここ5年で大手からの転職者は18倍に増えて、大手新卒の4人に一人が3年以…

人生サンド

*[ウェブ進化論]それぞれ、これからのこと。 65歳の定年あたりまで働けば、40数年間社会人として働いてきたことになる。 人生は90年程度とすると、前半の20年は学業などで働かず、そしてまたリタイヤ後の20年以上も隠居生活を過ごすといったことになる。 つ…

自己演出

*[ウェブ進化論]どんな自分になりたいか。 芝居を見ていると、演出家や脚本の質によってこれほど面白くなったりなくなったりするものか、ということに驚く。 優れた監督の起承転結というのは実に息を呑む迫力があるものだ。 それはともかく。 映画監督のよう…

伸びしろの未来(2)

*[ウェブ進化論]もう一周。 現在48%と言われる税金の負担率がどれだけ増えようとも。 国の借金がバカみたいに膨らんで、返すのが無理だろうとはっきりと分かっても。 それでも「自分の安定」を手放そうとしないのが日本人だ。 同調性が異様に強い、とも取れ…

氷山の前で(1)

*[ウェブ進化論]たとえ沈もうとも。 昨日「日本は"偉大な製造業"にもたれるうち、巨大なホワイトカラーのピラミッドができた」という話をした。 官僚機構をも含めて、このホワイトカラーの牙城はとても堅固で崩れない。 まるで難攻不落の要塞だと言っていい…

製造業の呪い

*[ウェブ進化論]無駄を認める空気。 昨日AI議事録を導入してみて「日本の会議は実にくだらない」という話をしたけれど、 こうした日本に誰がした、というと犯人は"日本の製造業"だろう。 GDPはどんどん落ちているとはいえ、まだいろんな分野で日本の製造業の…

未来会議(2)

*[ウェブ進化論] 会議や討論会では進行役(ファシリテーター)が重要だと言われるけれど、確かに司会者次第でただダラダラする打合せというのは実に多いものだ。 よく分からないペーパーや読みにくい集計表をパズルのように出す人もいるし、反対にカラーでグラ…

未来会議(1)

*[ウェブ進化論]あらためましてAIのこと。 "AIによって無くなる職業"というのが、実は突然無くなるのではなく「じわっと」消えてゆくというのがわかってきた。 先日「議事録作成AI」を見たのだが、何より驚いたことに自分たちは「リアルタイムではかなり曖昧…

なんだってサブスク(2)

*[ウェブ進化論]実はサブスク。 江戸時代から無料で傘を貸し出したり、置き配販売をしたり、体験を重視する「コト消費」とかをしてみたり。 商売人たちはいろんな工夫をしてきたという話。 そして今サブスク契約がデジタルサービスでは流行っているのだが、…

なんだってサブスク(1)

*[ウェブ進化論]今も昔も変わらない。 400年前なのに最先端! 江戸式マーケ 作者:川上 徹也 文藝春秋 Amazon 三井越後屋とか蔦谷重三郎とか「先義後利」とか今更ビジョナリー経営、とか言わなくてもそんなエッセンスがたくさん詰まった江戸商人たちのお話。 …

体質の変わり目

*[ウェブ進化論]半世紀の麻痺。 日経の記事に、いよいよ「若者の大企業思考が薄れてきた」という話が取り上げられていた。 何でも大企業を志望する若者はようやく5割を切ったということで、いよいよベンチャーとのマッチングが栄えそうだという内容だった。 …

時代の読み解き

*[ウェブ進化論]眼力を養うこと。 少し前の日経に「大手学習塾の巻き返し」という記事があった。 ベネッセHDが上場を廃止して弱った業績を立て直す云々…といった内容だった。 要旨は、学習塾の傾向として「子供の自立型」の学習スタイルから「講師ありき」に…

私の概略

*[ウェブ進化論]彼女の取説、私のトリセツ。 男女の脳の違いというのはもうしばしば鉄板ネタのように扱われるものだが、明確な学説があるものではないらしい。 とはいえ。 特に男性は女性に特有のセンサーに触れて自爆したことのある人は多いのではないだろ…

転換の利益

*[ウェブ進化論]早寝の勇気。 長らく自分は夜型の人間だと思っていたが、案外そうでもないことに最近気づいた。 一日の総量は24時間で変わらないが、その使い方で何倍にも効率が違ってくるということにも。 若い頃は夜更かしして遊び歩いていたから、自然に…

成功の定石

*[ウェブ進化論]準備の対象。 最近分かったことなんですが(汗)。 仕事とかイベントとか、たとえデートでも。 成功の確率というか精度を上げるためのとっておきの方法がある。 それは「準備に時間をかける」と言うことに尽きるのだということ。 そんな「あっ…

環境に思う

*[ウェブ進化論]空間の演出。 10代に実家で生活していたころは、せいぜい自分の部屋に好きなポスターを貼ったり、机の上にフィギュアを飾ったりというくらいのことが自分のテリトリーでできることだった。 それが一人暮らしするようになると、まずそれが清々…

社会の要請

*[ウェブ進化論]お困りごとはありませんか? いきなり社会に出て起業するなどと思うと結構途方に暮れてしまいそうだ。 だから勢い「右から左への転売」とか「手数料稼ぎ」のような分かりやすいビジネスに手を染めてしまいがちである。 そうしていわゆる「あり…

カスタム化の時代に

*[ウェブ進化論] ここのところ「やりたいことのカスタマイズ」について書いているけれど多様性、とかいうよりも「まったく我が道をゆく」ということで「多様というよりは全てが違うオンリーワン」という風に見る方が合っているのかもしれないと思う。 義務教…

カスタム化はこれから(3)

*[ウェブ進化論]オーダーとカスタマイズ。 インバウンドの旅行者の人たちに合わせたカスタムサービスがまだまだ足りていない、という話をしているけれど。 そういう見方をすれば「カスタム化ビジネス」というのはこれからのトレンドなのではないかと思う。 …

カスタム化はこれから(2)

*[ウェブ進化論]まず意思表示から。 高齢者のケアをするのにケアプランというのがある。 お年寄りも人それぞれだから、もちろんケアプランも人それぞれなはずなのだが、実際に見てみるとほとんど個性がないというのが現実である。 高齢者の介護というのは、…

カスタム化はこれから(1)

*[ウェブ進化論]ソフトのサービスはまだまだこれから。 インバウンドが戻って早くもオーバーツーリズムと言われている。 東京とか京都や奈良を訪問する人が多いらしいが、どうも動画などを見ていると来日した外国人の多くはファストフードを中心に食べている…

支配の構図(2) 

*[ウェブ進化論] 田舎に生まれて、半分は畑仕事をしながら勉強をする、というような環境を知らずにいると、特に先進国では「みんなが細かな細かな仕事の分担をしてつながっている」という意識は非常に持ちにくいものだ。 土いじりをせずに「勉強だけが自分の…

支配の構図(1)

*[ウェブ進化論]貧困解決の前に。 法律業界では「男女の問題は原因は、経済的なことがほとんどだ」という。 もっと言うと「男女を問わず大抵の争いごとはお金がらみ」ということらしい。 例えば離婚問題の原因のほとんどは経済問題なのだという。 気がつけば…

快適の追求

*[ウェブ進化論]自分なりのリズムを探る。 最近、体内時計の調整方法について、今さらながら色々と試行錯誤している。 まず朝日を浴びてメラトニンを出し、視床下部を刺激してうんぬん…と皆さんおっしゃいますが、どうも自分は朝日を見ていると何か「これか…