藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

金との距離

*[ウェブ進化論]正常に戻る時。 元々"金まみれ"とは「政治家や官僚などの有力者が金に関する不正をはたらいているさま」のことをいうらしい。 オリンピックやワールドカップは金まみれだ、というような表現もよく目にする。 つまりは「ひたすらお金だけで動…

若くないウェルテル

*[ウェブ進化論]大胆が目標。 若さの何がうらやましいのと言うと「時間の無駄遣い」ではないだろうか。 素直に嫉妬。 自分も子供などを見ていてつい「寝転んでスマホばかりしているな」と口にしたものだが、反射的にもう「もったいないことをしている」と思…

ようやく選ぶ

*[ウェブ進化論]モラトリアムという方法。 昭和の学生運動前後でモラトリアムといわれた世代は、戦後のように「ただひたすら復興のために働く」ということに疑問を感じた世代だという。 そしてそれから、その後何と50年ほどもかなり「均質の時代」が続いてい…

それが作品

*[ウェブ進化論]物語を作るということ。 先日見た芝居「火の風にのって」。 www.airstudio.jp 一言でいえば"戦時中と現代の若者の価値観がつながる"という話だった。 古代から「世代間の嘆きは無くならない」と言われているし、そのギャップが解消されたとい…

透明の時代

*[ウェブ進化論]次世代型のコミュニケーション。 昨日も少し書いたけれど、例えば「戦中と戦後」とか「昭和と令和」とか時代の移り変わりとともに、常に互いの世代批判とか評価というのはいつの時代も無くならないものだ。 それは互いにポジショントークを応…

経験の伝承のために

*[ウェブ進化論]風化する教訓へ。 昨年火の風にのってといという芝居を見る機会があった。 いわゆる戦時もので昭和20年の東京大空襲をテーマにした物語だったが改めて「戦争体験の伝承」ということについて考えさせられた。 若い世代にとってはあまり好まし…

なかったことに?

*[健康]なるか糖質フリー。 厄年の健康診断で、医師に「お酒を止めるか糖質を制限するか、どちらにしますか?」と聞かれて「糖質制限でいきます」と即答してはや十五年。 最近は麺類などをたまに食べてその"貴重な味"を楽しんでいるけれど、その中でひとつ分…

苦労行脚

*[ウェブ進化論]苦労は誰のため。 よく迷ったら苦しい方へ行け、という教訓を聞くけれど(そんなことできるかなぁ)、確かに「苦しい思いをしたがゆえに」結果経験値が上がったり、より良いノウハウを身につけたり、ということはあるものだ。 ただ苦しい最中に…

ゴールを見ない時代に

*[ウェブ進化論]経験値こそ重視する。 昨日「失敗に感謝できるか」ということを書いた。 つまり自分たちの日常は「経験値」の集積だとも言えるだろう。 だから幼年から高齢にるにつれその経験値は溜まる一方ということになる。 ということは「どんな経験値を…

失敗戦略

*[ウェブ進化論]失敗に感謝する。 若いころは失敗することをただ恐れた。 恥をかきたくないという気持ちが一番にあったとも思う。 自意識過剰、とも思うが思春期というのはそういう時期なのだとも思う。 ああそれがセイシュン。 けれど、実際にはそれ以降の…

新時代(2)

*[ウェブ進化論]シニアの心構え。 昨日、すでに「若者は会社との契約よりも自分のやりたいことを選び始めている」ということを書いた。 そんな時代に特に大変なのは「ミドル世代以上」の人たちだ。 すでに凡庸なキャリアを重ねてきた40代には転職の選択肢は…

新時代

*[ウェブ進化論]変わっている時代。 人材マッチングの仕事をしていると世の中の動きがよく感じられる。 リアルに今、求められている仕事の情報などが伝わってくるのだ。 多分、若い人が流行りのファッションとかライフスタイルに敏感なのと似た感じだと思う…

リズム作り

*[ウェブ進化論]食べ物と睡眠と運動。 年齢を重ねるにつれ、この"3つのバランス"を考えないと健康ではいられないなと実感する。 食べ物に気を使い、睡眠も最適な時間帯を考え、メンタルの状態によってタイミングを図ことが重要だ。 若いころはそんなことは考…

隙間の楽しみ

*[ウェブ進化論]すきま時間のご褒美とパズルの話。 自分は時間にセコい人間なので、ついなんでも「合理性」とか「費用対効果」などと考えてしまう。 若いころはそんなことなかったのに。(嘆) それはともかく。 例えば明日の午前中と午後に一件ずつ外出の予定…

未来を総括

*[ウェブ進化論]わが人生のタイトル。 先日、ある著名な自動車評論家が自分の職業人生を振り返って「あらゆる国の車を数多く運転できて良い人生だった」とおっしゃっていた。 簡潔で悪くない。 人生は簡潔に表現したほうが焦点がはっきりする。 周囲の空気は…

主演映画

*[ウェブ進化論]*[7つの習慣]主体性を発揮する。 自分たちのような年輩者が、志に燃えた(あるいは大して燃えていない)若者と接して感じるのは「若さへの羨望と哀しみ」である。 もう端的に若さが羨ましいのと、けれど彼・彼女がこれから長い時間をかけて歩ん…

苦労予知

*[ウェブ進化論]*[7つの習慣]終わりも途中も考える。 何か新しい事業を始めるにあたって「まず計画を立てよう」と思い始めたのはここ10年くらいのことだ。(汗) それまでは何かきっかけがあったら「やってみた」だった。 そしてほとんどが今は消滅している。(…

肥やしになること

*[ウェブ進化論]失敗を感謝する。 自分たちは日常でよく失敗をするものだ。 そして恥をかいたりもする。 そんなことは日常茶飯事だとも言える。 けれど自分たちは子供から成人するにつれて「恥をかくこと」をどんどん嫌うようになる。 「恥をかく」というこ…

気持ちの構えを

*[ウェブ進化論]ストレスとの対峙。 そもそもストレスとは「外部から刺激を受けたときに生じる緊張状態」のことを言うらしい。 ストレスの発生は現代のような「関わりあう(サプライチェーン)社会」では避けることは難しい。 山奥や孤島で隠遁生活でもしない…

一方通行

*[ウェブ進化論]若さの惹起。 電車なので若い人の「真っ黒い髪の色」を見ていると、「無条件に若さの活力」と「若さの儚さ」を感じてしまう。 いよいよほんまの老境が訪れようとしている。 まだあどけない中高生などを見ていると、もちろんその成長するしか…

内臓のために

*[ウェブ進化論]血糖値あれこれ。 友人の医師に聞くと、炭水化物を摂っても食べた直後にウォーキングすると血糖値の上昇が相当抑えられるのだという。 おにぎりやラーメンを食べても、その後5-6千歩歩くと血糖値の上げ幅は半分くらいになるという話だった。 …

成功の原理(2)

*[ウェブ進化論]向こう傷、上等。 成功した人の話をポイントだけ聞いていると「こんなことを考えて、サービスを始めて、でも規制があって試行錯誤してそれを乗り越えて…」というようなストーリーよく耳にする。 何となく「一直線に成功に向かっていったんだ…

成功の原理(1)

*[ウェブ進化論]運は運ではない。 成功する人は運が強い、という。 ところが多くの成功した人に聞くと「偶然」「たまたま」という回答が多いらしい。 どういうことだろうか。 突然降って湧いたような幸運があって…という人はあまり見当たらない。 というかむ…

直球の時代

*[ウェブ進化論]とりあえずのない時代。 とりあえず大学に行く、とかとりあえず就職する、ということがまあ当たり前だった時代がある。 さらには「とりあえず結婚する」とか「とりあえず家庭を持つ」とか。 そしてその"とりあえず"がずっと続いて定年を迎え…

まったく新しいこれから

*[ウェブ進化論]過去にはないことを想う。 賢者は歴史に学ぶ、というがその学び方にもいろいろありそうだ。 この2冊を何度か読むうちに、自分たちは「ほんの五千年の自分たち」の歴史だということがイメージできるようになった。 やはり「抽象化と本筋の理解…

頂点と底(2)

*[ウェブ進化論]投稿の呪縛よりも。 昨年あたりまでは、子供たちのなりたい職業の一位はユーチューバーだった。 自分の知り合いにも動画投稿の世界に飛び込んで、一時はかなり稼いでいた人もいる。 ところが「2年経っても続いている人」というのは案外少ない…

頂点と底(1)

*[ウェブ進化論]マイナスはそのままではない。 よく不動産投資などでは「ゼロからの出発」ではなく「マイナスからの出発」という表現が使われる。 つまりなんだか難のある物件を購入してしまい、買った時点で既に何割か損をしているような状態のことを言う。…

メンタルの段階

*[ウェブ進化論]自分のアップデート。 コンピューターはもうずい分前から「リリースされてからもアップデートが続く」ということが常識になってしまった。 その昔はというと「一旦正式に購入した製品を後から修正するとは何事か」と自分たちも思っていた。 …

思考の翻意

*[ウェブ進化論]チャンスは倍増する 成功者は、運が強い、とよく言う。 しかし一方、「チャンスの機会は誰にも等しく訪れる」とも言う。 よくあるこのテの設問、もちろん正解は「その人による」だ。 ここ数年、特にこの「その〇〇による」という回答が流行っ…

一世紀をかけて

*[ウェブ進化論]紙との戦い。 紙の手帳やメモを止めるとか、カレンダーを吊さないとか。 もう頭の中以外は「すべてデジタルツール」に置き替わりそうな気配がするけれど、自分たちの頭の中は相変わらずアナログだ。 どうも電気信号で動いているらしいが。 そ…