藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

辻井君、優勝。

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全盲のハンデを負い、でも幼少から数々の足跡をのこしていた辻井さんが、またも快挙。
バン・クライバーン国際ピアノコンクールで優勝した。


公式サイトの音楽もとても優しく、楽しい。

辻井 伸行 Official Web Site ++ Nobu Piano. ++

ある種の天才だと思うが、そんな彼が言う。
「まだスタートに立てたところだったので…」


そう言えば、パレンボイムとかアシュケナージなんかもよく「譜面を読み返すたびに、そして演奏するたびに、新しい発見があります。」と。
彼らの作品に対する洞察力など普通の域ではない。
そんな彼らが、そんな事を言う。


音楽の世界はとてつもなくディープである。(嘆)

 第13回バン・クライバーン国際ピアノコンクールで優勝した盲目のピアニスト、辻井伸行さん(20)が9日午後帰国し、「びっくりしたが、とてもうれしい。日本で待っている父やこれまで支えてくれた方々に報告したい」と喜びを語った。

 成田空港の到着ロビーには所属事務所の社員らが花束を持って出迎え。会場となったテキサス州にちなみカウボーイハット姿で現れた辻井さんは疲れも見せず笑顔で「(米国の)聴衆の方は温かく(ピアノを)弾いていて楽しかった」とコンクールを振り返った。

 「小さいころからおもちゃ代わりに遊んでいたピアノは友達のよう」と話す辻井さんは「今後も国際的に活躍できる器の大きいピアニストになりたい」と目標を語った。(23:50)