藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

携帯PCのブレイクスルーはいつか


携帯電話の高機能化。
pcのモバイル化・小型化。
そして両者の(インター)ネットワーク化。


「ブレイクスルー」は、これまでは越えられなかった壁を、遂には超えるから表現される。
我われ人間に対して、の道具の「変局点」というのは、そういう意味ではいつかは起こる。
それがどこで、いつ起こるのか。
メーカー側の理屈ではなかなか読み解けない論理が、ユーザー側から、徐々に明らかになってゆく。
いつも、判断して結果を出すのはユーザーでしかない、というのは残酷だが、心理でもある。



携帯とpcの出現以降、両者の改良は止まることなく。
それにしてもメーカーの挑戦意欲には頭が下がる。



ポメラのように、ネットワークから遮断されて利便を追求、と言う手もあったが、またさらに「ネット端末」が巻き返してきている。
起動3秒、重さ409g、10時間駆動--シャープ、手のひらサイズのネット端末「NetWalker」 - CNET Japan

縦16cm
横11cm
厚さ2cm

なら十分胸ポケットに入る。
て長財布よりは全然小さい。


OpenOfficeワープロ表計算を搭載し、ブラウザやメーラももちろんある。
ウィルコムとか、0円pcとか、いろんなハードウェアが携帯電話とpcの間を埋めるべく、ずっと挑戦を続けている。
ネットの接続環境も無線LANか、モバイル・カードかまだ鎬を削る状態だが。


そこから一歩「抜け出る」ものは何か。
今の時期についに出てきたネットウォーカーは、その候補になるのではないか。
なんとなくそんな予感がするのは、その大きさと起動時間の短さからである。


ウィルコム端末などと「ほんの少しだけ」違うその若干の大きさ、とOSの軽さ、みたいな微妙なところで「携帯され続ける存在」になれるか否か、が決するような気がする。


勝負の行方は意外に早めに分かるだろう。
自分も製品を見に行こう、と思っている。