藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

王道なし。

十代後半から、体重はずっと60㎏代前半。
それが四十を過ぎて一気に10㎏ほど増えた。
それ以来、健康診断の医師に「代謝が落ちていますよ」と聞くまでは疑問だった。


一気に70キロ強になった体重を、(スーツが入らなくなったこともあり)あわてて戻す。
それいらい、年甲斐もなく「ダイエット」を意識するようになった。
医者の言う「もう代謝が落ちてゆくしかないのですよ」という言葉も何とはなしにショックだったのだろうと思う。

ウェイトシューズとか。


ここ10数年、片方1.5?の「おもりの入った靴」を履いていた。
海外旅行では空港の金属探知機に引っかかって不便な思いをしたが、それでも健康をキープしていると思っていた。
ごく最近、整体の医師に「靴のせいで後傾していますよ」と聞かされるまでは信じて疑わなかったが、つくづく「時々のトレーナー」を見つけながら、自分の健康を維持してゆくのは大事なことだと思う。


結局の結論は、ごくごく簡単なところに落ち着いた。
スポーツクラブに行くでもなく、カロリーコントロールをするでもなく。
「ウォーキング」。
そして炭水化物の抑制。
1日一万歩歩ければ、間違いなく体重は月に二キロ程度は落ちる。
ただしそれには一日「一時間以上の歩行」という環境を作らねばならない。


結局はそういう「運動習慣」をいかに一日の生活の中に「ルーティーン」で採り入れるのか、という結論に至る。


歩くことと、食べること、そして睡眠。
結局その辺りにに「まんべんなく気を配る」ということが体型のコントロールに繋がっているのだと思う。
何事も一面的、には捉えきれない。
逆に「多面的、総合的」に物を見ていれば、あまり「大きく外す」ということもないのではないかと思う。


ダイエット、という一つを取ってみてもそんな「総合観」を感じずにはいられないのである。

 成人男性が1日に歩く歩数は平均約7500歩。生活習慣病予防に必要、と国が定める目標より約1700歩少なく、時間にして14分足りていない。