藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

学校で教わらないこと

新しいかたち。

法律相談などを毎日見ていると「結婚とか約束」とかいうのもいざトラブルになると「大変なことになる」とばかり思いがちである。 発言小町より。「結婚式はするけど、入籍はしたくない」。というお題について。 これほどネガティヴなメッセージが多いのには…

マクロ経済の威力。

これも学校では教えてくれない法則の一つ。 ユーロという通貨、ひいては経済圏の統合の仕組みは、すでに通貨という観点では融合が進んでいて、各国のお金は中央銀行を通じてユーロ国全体に浸潤しており、簡単には引き返せないようである。 簡単に言えば、ド…

王道なし。

十代後半から、体重はずっと60㎏代前半。 それが四十を過ぎて一気に10㎏ほど増えた。 それ以来、健康診断の医師に「代謝が落ちていますよ」と聞くまでは疑問だった。 一気に70キロ強になった体重を、(スーツが入らなくなったこともあり)あわてて戻す。 それ…

勝ち負けの意味するもの。

生きていくのは辛いことばかり、という人もいるし、確かに辛い最中には何か「自分は苦しむために生きているのだろうか」と思うこともある。 が。 人生の巧者たちはそんな局面にもうまく対処している。 ある先輩が呟く。 先「オマエの人生、勝ち越してるか?俺…

報道倫理。

学生の頃、よく「反体制」という言葉を聞くと言外に「社会の仕来たりに従わない輩たち」というニュアンスがあった。 必ずしも悪い意味一色、でもなかったが、政治にせよ、批評にせよ「反体制」という言葉には一定の「ワル」的な意味合いと「体制のルールに与…

自主的であるために

孤舟作者: 渡辺淳一出版社/メーカー: 集英社発売日: 2010/09/24メディア: ハードカバー クリック: 19回この商品を含むブログ (14件) を見る渡辺淳一さんが「孤船」という本を書いた。 団塊の世代の老後がテーマだそうである。 会社中心できたモーレツ世代。 …

直ちに問題を潰すこと。

先日、友人でご自分曰く「いわゆる勝ち組」の経営者と話していて気づいたことがある。 それは「即応力」とでもいうものだった。 中身は単純。 何か不具合や問題点があれば、それを「直ちに」全力で叩きつぶす。 という感じである。 まあだれでもそういうこと…

"道"をゆくこと。

書道はcalligraphy。 だけど柔道は"Japanese art of self-defense"。 合気道は"art of weaponless self-defense"。(ほほ。「武器なし」なのである) 剣道は"swordsman ship"。(これは「騎士道」と似ている。中身も。) この「道」という概念、あまり外国にはな…