藤野の散文-私の暗黙知-

変化の時代を、自分の頭で考える。

編む物語(3)

*[ウェブ進化論]再現する時代の終わり。

自分は戦後20年ほどして(1964)生まれたのだが、今振り返って眺めてみれば「それから30年ほどかけていわゆるバブル経済にまで行き着く」という道のりだったと言える。

つまり自分は経済の成長期をずっと体験しつつ、「30歳ごろになって生まれて初めて」経済が下がる時代を経験したということになる。(初体験)

 

途中にはオイルショックとかブラザ合意とかいうものもあったけれど、大きくは「山の頂点から下り向かう」ということだった。

つまり「初めて山の頂上から下りに向かう」という状態が現在なのだ。

今現存する人たちには、誰もこの"下山"を経験した人はいない。

 

だから今のような人口減少とか高齢化だとか空き家が増えるとかいうことについて、いろんな人が自分の意見で思い思いの発言をするのも無理のないことなのだ。

つまり"いよいよ「前例のない」「過去に答えがない」時代に突入している"のだと理解ができれば、誰かに正解を尋ね歩くことを止めて「自分なりの理屈と選択」をする時代になっているのだ。

 

これまでの自分たちは「正解を探す」ということが得意だったから、今は狼狽しているけれどようやく「自分なりに選ぶ」ということが中心の時代なのだと気付けば、未来はかなり明るい気持ちになるのではないだろうか。