藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

2割の効用(1)

*[ウェブ進化論]あえて行動から始める。

Googleはオフィスで雑談や休憩ができる空間を重要視しているという。

最先端の会社が「冗長さ」を大事にしているというのはサラッと聞き流せない事実だと気が付いた。

仕事の時間の20%は本業以外のことに使え」というのが会社からの指示らしい。

つまり「本業にかかりきりになるな」ということだ。

 

そしてあえて「本業以外を」と言われると、ようやく改めて考えたりする。

そう『7つの習慣』の"重要事項を優先する"だ。

多分7つの中で一番身につけるのが難しいやつ。

 

ホワイトカラーの仕事というのは季節とともに種まきや収穫をしたり、日の出と共に働いたり、旬を意識しながら魚を取ったりということがないから「今の時期には何をするべきか?」ということを安定的に考えるのは実は大変なことだと思う。

 

しかも自分たちは巨大なサプライチェーンのほんの一部の仕事を担っているから、余計に目の前のことだけに意識を奪われがちである。

かと言って業務日誌や手帳を見返してみても「重要なことを忘れているゾ」ということには全然気づかないものである。

 

そんな日常を逆手に取って「2割は違うことを考えよ」というのは天才的な時間活用のコツではないのか? と改めて思い直したのである。

改めて「2割の余裕」を考えてみたいと思っている。