藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

ハンニンハアマゾン


最近、本の在庫がどうも急に増えたような気がして、そういえば玄関口の空の段ボールも急激にうず高く。


おかしいと思って考えてみたら、あいつだった。
アマゾンの「おすすめサービス」とかいうあのメール。

Amazon.co.jpで、以前に新渡戸稲造の本をチェックされた方にこの案内をお送りしています」

特に公表されてないが、「あれ」でアマゾン書店の売り上げは激増してるのではないか。


これまでは書店で目についた新刊や贔屓にしている作家の新著を目にして「お、でたな」というパターン。


そんな習慣がいつの間にか失せている。
というか書店に立ち寄ることも激減した。


なぜかな、ネットとリアル書店は違うはずなのにな、などと思っていたら。

大体毎日、アマゾンで何かしら買っている。


だから毎日本屋に行ってるような気になっているのだ。


しかも新刊の案内だけではない。

「過去自分がチェックしたもの」とか
「これを買った人はこんな本も買ってます」とか
どんどん営業範囲を広げてくるし。


しかも本だけでなく。
おススめキッチングッズとか。


文房具!とか。


CDとかDVDとか。
送料無料とか。


それにマーケットプレイス(中古)なんかもあるし。
「100円からご案内」とか言われると、ついつい財布の紐も緩む。


好きなグループやアーティストの新作がでたら、そりゃ買うわな。
それもぜーんぶアマゾンで。


こんな風に案内され続けたら、これからも「読む量」を遥かに上回るペースで本を買い続け、そしてそれを貯蔵しておく本棚を用意し続けるのか。


そのためには引っ越しせねばならぬ。(汗)


「日本の損害保険」なる大蔵省発刊の妙な本を注文してしまったあと。
そんな気がして頭がクラっとなった。


ああ夏も終わる。