藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

時代を読むことを意識してみる。

東洋経済・起業100のアイデアより。

今の二十代、三十代の人はどういうことを考えているのか?と思って覗いてみた。
まだ本格のIT全盛を迎える、という感じは正直しなかった。
スマホのカード決済とか、
オンラインの家計簿とか、
スマホのマンツーマン教育とか、
色んな種類のコンテンツ配信とか。

どれも「安い・早い・美味い」の吉野家コンセプトを出ていないね、と思う。
もちろんこういう話に「決定版」はないのだけれど、それにしても「ひと工夫しました」という感じの小粒なアイデアが多い。

その小粒をお手軽にアプリで開発、というのが当世なのだろうけれど、どうしても皮相的な感じがしてしまうのが昭和世代の性なのだろうか。

facebookなどSNSを使った求人とか、なかなか既存の域を出る発明というのは難しいようだけれど、「これまでは集約できなかったノウハウを集める」とか「これまでは黙殺されていたニーズを掘り起こす」とかいう辺りに今後のチャンスはありそうな気がする。
おそらく大多数の人が「そんなこと」を考えている中で、みずから 
汗をかいてそうしたアイデアを考えてみるのは、頭の体操としてはなかなか楽しいものである。