藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

要件定義。

仕事選びなら。
製造業か、農林水産業か、ゼネコンか商社か流通か、サービスかITか。
営業か事務かエンジニアか公務員か。
どんな業界にもいろんな職種があり百花繚乱。
だから迷い、そして思考停止するのは、セレクトショップに入って広いフロアを見て回るうちに「何でこれを」というものを掴んでレジを通過してしまうのと同じ現象である。

武者修業的な実践方法として、学生時代から片っぱしからアルバイトしてみる、というのがあり、実はこれがなかなかいいのだが時間もかかる。

こういう場合に有効なのは「全方位を見渡しながら、自分の知識を均質化」することである。(と自分は思っている)
実務的には例えば会社四季報の職業分類と属する企業の事業概要を見て、「知らない単語」を無くしていくのが手っ取り早い。

身近な先輩に「仕事とは何ですか」と聞いてみるといい。
多分生半可な答えは返って来ず、それなりに真剣な回答が得られるに違いない。
実は「あれこれ探していいモノを」というような視点ではなく、「真摯に自分が取り組めるか否か」が仕事選びの要諦である。
かっこいいとか悪いとかは関係ない。
どんな職業も尊敬できるものである。

経験者に聞き、考え、また体験してみる。
Plan Do Seeというのは改善の基本だが、どこの世界でも原則は生きている。
まずは行動することから始まる。