藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

未来の構図

*[ウェブ進化論]これからのスタンダード。

"劇場型政治"と言われて久しいが、最近は特に政治家や上級官僚が「割と小ぶりの案件」で糾弾され、国会やマスコミに吊し上げられているのが目立つ。

 

これも時代の移り変わりなのだろうが、自分たちが90年代に先輩から聞いていた話では「官僚と民間の接待など当たり前」で、公用車で午後四時から待ち合わせて料亭へ、などというのが当たり前だったという。

ズブズブだった時代。

 

それが時とともにコンプライアンスなどと言われ、色んなところに倫理とか規制のルールが出来上がってきているが、まだ「昭和の残滓」が最後に目立って表面化しているのだと思う。

「昭和からの決別」はすなわち「昭和の商慣習の決別」ということなのかもしれない。 

先進国になった日本に、昭和の時代にはまだまだ「情実や利権」がまかり通っていたけれど、いよいよ社会が成熟するにはこうした「昭和の悪しき因習」が細かく取り払われなければいけないのだろう。

 

政治もまた「地方の利益誘導で票を集めるスタイル」では立ち行かない時代に入っている。

つまり、

どうやって「昭和の成功パターンから脱出」できるかがいよいよ命運を分ける時代に入っているような気がする。 

国会の茶番劇は、恐らく自分たちのこれからを象徴しているのではないだろうか。

 

今までの常識を捨てよう。