突然だが、人は食物連鎖の頂点にいる。
下のものを取って食べている。
牛や豚、魚、鳥ほかの動物。
そして植物。
どれも生き物である。
動物は食べていいものなのだろうか。
宗教的な話ではなく。
そんなことを連想。
踊り食い、とか姿焼き、とか。
あれって、同じ人間ならひどく残酷だ。
自分は血を見るのがあまり得意でなく、小動物にも弱いので特にそう思う。
鯛のやエビの刺身はきれいだが、それに頭や尻尾をつけて出して「美味しくいただく」という感覚が自分にはない。
切った首や足を横において、その人の肉を食ってるようなもんではないか。
いつも、ほんのりと猟奇的な気がするのだ。
時にはまだ生きていたり、「動いている心臓」をすぐ横に置いてあったり。
あれはちょっとゾッとしない。
特に和食に多いように思うが、どういう美徳のルーツだろうか。