藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

選択思考

*[ウェブ進化論]選択肢の過去未来。

「二十歳の自分」から六十歳の今の自分を想像できることは欠片もないけれど、今自分はここに立っている。

振り返ると恐ろしい数の選択肢の中から「今」に辿り着いている。

もっとドロップアウトしそうなタイミングはいくらでもあったし、また「踏むべくして踏んだ地雷」にひっくり返ったことも何度もある。

今の自分から遠く若い自分に「そこ、危ないぞぉ!」と言ってやりたいくらいだが叶うはずもなく。

バイクにムチャ乗りしてみたり、お水の世界に入ってみたり、不動産を衝動したり。

仕事を始めてからも失敗は山のようにある。(冷汗)

そう思えば「よくこのくらいで済んだな」とも思う。

そういう意味ではこれでもラッキーな方なのだ、とも思う。

 

そんなそら恐ろしい数の分岐があった。

「二十歳の側から眺めてみる景色」を想像すると"扇状に広がる膨大な分岐の網"の「たまたまの一点」に自分がいる様子が見えるようだ。

若いころの分岐が一つ違っていればまったく違う場所に立っていただろうし、生きていない可能性すらいくらもあったと思う。

 

そんな人生の双六は、実はまだ続く。

過去の軌跡は変えられないから「今から先の分岐点」についてイメージすることが大事だ。

 

二十歳のころほど広くはないけれど、選択肢はまだまだ続く。