藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

便利の波

*[ウェブ進化論]*[レビュー]機械のままで。

ちょうど一年前、ChatGPTなど生成型のAIが相当な衝撃をもたらしたけれど、その一年後の今の景色はどうなっているだろうか。(これを書いているのがかなり前なのでこんな書き出しです)

とにかく「過去のデータを扱うということについては(文章作成を含めて)人間は敵わない」ということらしいが、思えばコンピュータに「自立と学習」を許したことで、いろんな人間の「機能」としてはどんどん超えていくのは当たり前の話でもある。

車はずっと前から人以上の速さで走っているし、ICチップ一つ分の暗算もできはしない。

 

そんな道具の延長としてAIを考え、自動化の範囲を間違えなければ過去のデータ加工だけでなく、現在や将来の判断業務もできて、さらに便利な世の中になると思うが

「未来の判断をAIに頼る」ということになると「自動化の範囲」が混濁してくるのだと思う。

 

過去を最も正確に予測するのはSF作家である、という金言があるけれど手塚治虫アーサー・C・クラークのように「宇宙に住む」という決断を人間がすれば、後の工程は全て計算機による制御に頼ることになる、というような「高度にIT化された日常」が近未来の姿なのではないだろうか。

 

一年後にレビューしたいと思います。