藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

規則性を崩さぬこと。


何か月かぶりに、まったく予定のない休日。
買い物も掃除も散髪もなく。
仕事もない。


たいてい、何か「し残り」のタスクがあるものだが、今日(←正確には日曜のこと)はないのだ。
(読んでない「積んどく」本はいっぱいあるが、そんなこと、今日は知らぬ。)


一日を自由気ままに過ごす。
しかし、何の予定もない休日に「どこかに行こうか」とは微塵も思わない自分て。
こんなでいいのだろうか、とぼんやり思う。
どこへも外出する気がせぬ。


そういえば元来、かなり「旅行好き」でなく。
「超インドア派」か。(嘆)


友人と、あるいは一人で、特に目的なく旅行する、などかなり想像しにくい。


行ってみれば違うのだろうか。

でも旅先で、枕が変わる、とか食べ物が変わるとか。
そんな変化が楽しいことよりも疎ましかったり。

また旅先だとつい食べ過ぎたり、飲み過ぎたりして騒ぐ。

その時はたのしーのだが、結構疲れたりもして、(調子の)回復に時間がかかる。

そう、一度「失ったリズム」を取り返すのは結構大変なのだ。

いつも、朝おなじ時間帯に起き、同じことをして大体同じころに寝る。

結構そんなリズムが気に入っている。

この年頃にして

というか「そのリズム」にいずれ戻るのなら、できるだけそこから外れたくない、というような邪魔くさがり根性なのかもしれぬ。

いちいち羽目を外して、それの回復に時間をかけるではなく、
いかにそれを崩さないか、ということの方が重要になってくる。

年齢とともに変わってくる感覚なのかと思う。

仕事のリズム、生活のリズム、勉強のリズム、趣味や娯楽のリズム。


職人が使い慣れた自分の工房で仕事をするのにも似た。
あるいは剣士が、学者が早朝に起床し、粗食をはみ、毎日同じリズムで仕事をする様子にも似るか。

そして「人生そのもの」の中にもリズムがあるのだろう♪


そんな「リズム感」を身につければ、楽しく踊るように楽しむ人生のステップ、なども身につくのかもしれぬ。


休日に、そんなことを感じている。